1954年

近江絹糸争議。近江絹糸紡績(現:オーミケンシ)の女子工員が、結婚の自由・信書の開封廃止など22項目を要求し106日間のストライキを開始。

近江絹糸紡績(オーミケンシ)の女子工員が106日間にわたる大規模ストライキを行いました。 結婚の自由など22項目の要求を掲げました。
1954年6月4日、滋賀県の近江絹糸紡績で女子工員が賃上げや労働条件改善に加え、結婚の自由や信書開封廃止など22項目を要求してストライキを開始しました。 この争議は106日間続き、地元のみならず全国の関心を集めました。 労働運動における女性の地位向上を象徴する出来事として評価されています。 企業側と労働組合間で激しい交渉が行われ、一部要求が受け入れられて終結しました。 その後の労働運動や女性の社会進出に影響を与えた歴史的事件です。
1954年 近江絹糸争議 オーミケンシ ストライキ