06月04日の命日 - 芸術家・音楽家

紹興5年4月21日

徽宗

(1082 - 1135)

北宋第8代皇帝

北宋の第8代皇帝。画家・書家としても知られ、文芸文化を花開かせた。

1082年に生まれ、1100年に皇帝として即位。文人・画家としての才能を発揮し内府の文芸振興に尽力。『宣和画譜』を編纂し、宋代絵画の体系化を推進。党争に巻き込まれ、対金戦で苦戦を強いられた。 1126年の靖康の変で金軍に捕らえられ、幽閉のうちに晩年を過ごす。 1135年に崩御し、皇帝兼芸術家という異色の軌跡を残した。

1135年紹興 4月21日徽宗北宋 1082年

1674年

ヤン・リーフェンス

(1607 - 1674)

画家

フランドル派に属するバロック期の画家。宗教画や肖像画で高い評価を得た。

1607年にアントウェルペンで生まれ、ヤン・ブリューゲルと並ぶフランドル派の画家として活躍。宮廷画家として神聖ローマ皇帝やスペイン王室に仕え、多くの宗教画や風俗画を制作した。色彩表現と繊細な描写力に定評があり、ヨーロッパ各地で作品が高く評価された。1674年に没し、その芸術性は後世の画家にも大きな影響を与えた。

1674年ヤン・リーフェンス 1607年

1769年

アントニオ・ガイ

(1769 - 1769)

彫刻家

18世紀イタリアで活躍したバロック様式の彫刻家。

18世紀にイタリアで制作活動を行った彫刻家である。バロック様式の優美な曲線と動きを取り入れた作品を特徴とする。宮殿や教会の装飾彫刻、肖像像など多様なジャンルに携わった。 18世紀中頃のヨーロッパ美術界で高い評価を受けた。作品の多くは現在も教会や博物館に所蔵されている。

1769年アントニオ・ガイ英語版 1769年

1809年

ニコライ・アビルゴール

(1743 - 1809)

画家、彫刻家、建築家

画家彫刻家建築家

18世紀に多方面で活躍した画家・彫刻家・建築家。

1743年に生まれ、芸術と建築の両分野で才能を発揮した。絵画では宗教画や肖像画、風景画を手がけた。彫刻作品は教会施設や公共空間を彩る。建築設計ではクラシック様式を取り入れた重要建築を残す。マルチな分野で18世紀後半の芸術に貢献。 1809年に没した後も作品は高く評価される。

1809年ニコライ・アビルゴール 1743年

1852年

ジェームス・プラディエ

(1790 - 1852)

彫刻家

スイス生まれでフランスを拠点に活躍した新古典主義の彫刻家。優雅で繊細な人体表現が特徴。

ジェームス・プラディエ（Jean-Jacques Pradier、1790年 – 1852年6月4日）はスイス生まれでフランスに渡り活躍した新古典主義彫刻家です。パリ美術学校（École des Beaux-Arts）で学び、古典美術の理想を現代的に再解釈した繊細な人体表現を得意としました。パリ市内の公共彫刻や墓碑彫刻を多数手掛け、現在も多くの作品が鑑賞できます。優雅かつ躍動感のある作風は同時代の芸術家に大きな影響を与え、19世紀後半のフランス彫刻界を牽引しました。その技術と美的感覚は現在の彫刻家にも高く評価されています。

1852年ジェームス・プラディエ 1790年

1872年

スタニスワフ・モニューシュコ

(1819 - 1872)

指揮者、作曲家

指揮者作曲家

ポーランドの作曲家・指揮者。国民歌劇の父と称される。

スタニスワフ・モニューシュコ（Stanisław Moniuszko、1819年 – 1872年6月4日）はポーランド出身の作曲家・指揮者です。ワルシャワ音楽院で学び、国民音楽の確立に尽力しました。代表作にオペラ『ハルカ』や『ストラシュニ・ドヴィール』など、ポーランドの伝統的民謡を取り入れた作品があります。歌劇や合唱曲、歌曲集を多数作曲し、ポーランド文化のアイデンティティ形成に貢献しました。後世の作曲家に影響を与え、現在も演奏・上演が続く名作を遺しました。

1872年スタニスワフ・モニューシュコ 1819年

1907年

アガーテ・バッケル＝グロンダール

(1847 - 1907)

作曲家

ノルウェーの作曲家・ピアニスト。ロマン派の鍵盤作品を多数遺した。

アガーテ・バッケル＝グロンダール（Agathe Backer-Grøndahl、1847年 – 1907年6月4日）はノルウェーの作曲家・ピアニストです。ロマン派の影響を受けた繊細なピアノ曲や歌曲を数多く残しました。演奏家としても高い評価を受け、ヨーロッパ各地で演奏旅行を行いました。オスロ音楽院の教員として後進の指導にも尽力し、ノルウェー音楽界を支えました。作品はノルウェーの民謡や自然を題材にし、国民的アイデンティティを表現しています。

1907年アガーテ・バッケル＝グロンダール作曲家 1847年

1951年

セルゲイ・クーセヴィツキー

(1874 - 1951)

指揮者

ロシア出身の指揮者で、ボストン交響楽団の長期音楽監督を務めた。

1874年にロシア帝国領で生まれ、早くから音楽の才能を示す。モスクワ音楽院で学んだ後、欧米で指揮活動を開始。 1924年にボストン交響楽団の音楽監督に就任し、30年以上にわたり発展を牽引。新作初演や現代作曲家の紹介に力を入れ、アメリカ音楽文化に大きな影響を与えた。録音も多く残し、その温かみのある音楽性は今も高く評価されている。 1951年に逝去後も、クーセヴィツキー音楽祭などで業績が称えられている。

1951年セルゲイ・クーセヴィツキー指揮者 1874年

1954年

山崎朝雲

(1867 - 1954)

彫刻家

明治から昭和期に活躍した日本の彫刻家。西洋彫刻技法を取り入れた作品で知られる。

1867年に京都で生まれる。東京美術学校（現東京芸術大学）で彫刻を学び、国費留学生としてフランスへ留学。帰国後は西洋彫刻技法を日本に導入し、多くの公共彫刻や碑像を制作。自然主義的な表現と緻密な技術が評価され、帝展などで入選を重ねた。戦後も精力的に創作を続け、彫刻界の発展に寄与した。 1954年に逝去し、日本近代彫刻の草分けとして知られる。

1954年山崎朝雲彫刻家 1867年

1982年

黒田辰秋

(1904 - 1982)

漆芸家

昭和期を代表する日本の漆芸家。斬新な意匠で漆工芸の可能性を広げた。

1904年に富山県で生まれる。東京美術学校（現東京藝術大学）で漆芸を学ぶ。伝統的な蒔絵や堆朱、堆錦などの技法を独自に再解釈し、モダンアートとして昇華させた。美術展覧会で受賞を重ね、漆芸界に革新をもたらした。後進の育成にも力を注ぎ、漆芸の普及に貢献した。 1982年に没した。

1982年黒田辰秋漆芸家 1904年

1992年

向秀男

(1923 - 1992)

アートディレクター、向デザイン企画室代表、元大日本麦酒(現サッポロビール)社員・ライトパブリシティ副社長

アートディレクター向デザイン企画室代表元大日本麦酒(現サッポロビール)社員・ライトパブリシティ副社長

日本のアートディレクター。企業広告やパッケージデザインで活躍した。

1923年に生まれ、旧大日本麦酒（現サッポロビール）で広告デザインを担当。その後、向デザイン企画室を設立し、食品や飲料製品のパッケージや広告キャンペーンを手がけた。ライトパブリシティの副社長として企業ブランディングを推進。シンプルで機能的なビジュアルデザインが特徴で、多くの広告賞を受賞。デザイン教育にも携わり、後進の育成に貢献。 1992年に没した。

サッポロビールライトパブリシティ 1923年

1994年

ジャン・デトワイラー

(1907 - 1994)

作曲家

20世紀の作曲家。詳細な経歴は不明だが、その名前は音楽史に刻まれている。

ジャン・デトワイラー（1907年-1994年）は20世紀の作曲家です。残された記録は限られていますが、いくつかの楽曲が音楽文献に登場します。映画や舞台音楽など幅広いジャンルに関わった可能性が示唆されています。彼の作品の多くは現在でも図書館やアーカイブで保管されており、研究者の興味を集めています。詳細な生涯は謎に包まれていますが、その存在は今なお音楽史の一角を彩っています。

1994年ジャン・デトワイラー 1907年