マツバギク (松葉菊)

学名: Lampranthus spectabilis
科名: ハマミズナ科

花言葉

  • 順応性

特徴

花色:

説明

マツバギクは多肉植物の仲間です。松葉のような葉をつけ、小菊のような花を咲かせることから名づけられました。這うように生長するのでグラウンドカバーとして使うことができます。日陰でも育ちますが、日なたに植えないと花が開きません。直射日光に反応して朝に花が開き、夕方に閉じます。

豆知識

  • 葉と花の形から「マツバギク(松葉菊)」と呼ばれ、多肉質の細長い葉が密生し、キクのような花を咲かせる
  • 晴れた日や日中にしか咲かない特性から「怠惰」「怠け者」の花言葉も持つ
  • 水はけが良く、乾燥した土が適しており、サボテン用の土もマツバギクに向いている
  • さし木でふやすことができ、6月もしくは9~10月ごろが適している

利用方法

観賞用
  • グラウンドカバー
  • ロックガーデン
  • 鉢植え栽培
薬用
  • 特に薬用利用の記録はない

注意: 薬用としての使用は推奨されない

食用

食用ではない

その他
  • 緑化事業での利用
  • 塩害地域での植栽
  • 乾燥地帯の景観植物

毒性

症状: 毒性は報告されていない

アーティチョーク (朝鮮薊)

学名: Cynara scolymus
科名: キク科

花言葉

  • 独立独歩

特徴

花色:

説明

初夏のころ、太い茎の先にこぶし大の明るい青紫色の花をつけます。地中海沿岸に自生するカールドンという植物を食用に改良したものですが、観賞用として広い庭園などにも植えられ、切り花にも使われています。草丈1.5~2m、アザミに似た花は直径10~15㎝と大きなサイズです。

豆知識

  • 花言葉「傷つく心」「警告」「独立独歩」は、アーティチョークの葉の先にトゲがあることから由来
  • 食物繊維を多く含んでいるため便秘解消に効果があり、高血圧や糖尿病にも効果があるとされている
  • 多年生草本で、繁殖は種子もしくは株分けで行い、株分けによる栄養繁殖がおすすめ
  • 酸性土壌を嫌うため、適切な土壌準備が重要

利用方法

観賞用
  • 大型庭園での植栽
  • 切り花として利用
  • ドライフラワーとして利用
薬用
  • 肝保護作用
  • 抗酸化作用
  • 消化促進効果

注意: 薬効については医師との相談が必要

食用
  • つぼみ(花托)
その他
  • 健康食品として利用
  • サプリメントの原料
  • ハーブティーとして利用

毒性

症状: 毒性は報告されていない(食用植物)

カスミソウ (霞草)

学名: Gypsophila paniculata
科名: ナデシコ科

花言葉

  • 感激

特徴

花色: ピンク

説明

満開を迎えたカスミソウが、霞のように見えることから霞草と名付けられました。ウクライナ、コーカサス地方、イラン北部などの高緯度地方が原産で、地中海沿岸からアジアにかけて、広く125種ほどが分布しています。1mほどの高さに育ち、白い大輪の花を無数に咲かせます。

豆知識

  • 学名であるGypsophilaは、石炭質の土を好むことからギリシャ語で"石膏"を意味する「Gypsos」と"愛する"を意味する「Philos」を語源とする
  • 5月~7月にふわふわとした小さい可愛らしい花を咲かせ、1mほどの高さに育つ
  • いずれも高温多湿に弱いので、水はけのよい用土や場所に植えつける必要がある
  • 地植えは根付いてからは特に水やりの必要はなく、降雨に任せて問題ない

利用方法

観賞用
  • 切り花として利用
  • ブーケの脇役
  • ドライフラワーとして利用
薬用
  • 民間療法では根が石鹸として利用されることがある

注意: 薬用利用については専門家の指導が必要

食用

食用ではない

その他
  • フラワーアレンジメントの定番
  • ウェディング装飾
  • 記念品の花として利用

毒性

症状: 毒性は報告されていない

バラ (薔薇)

学名: Rosa × hybrida
科名: バラ科

花言葉

  • 上品

特徴

花色: ピンク

説明

バラは耐寒性・耐暑性に優れているので、鉢植えでも育てやすい植物として知られています。花は5枚の花びらと多数の雄蘂を持ちますが、園芸種では大部分が八重咲きです。開花期は5~11月で、花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白、紫、緑、茶、複色など豊富です。

豆知識

  • バラは色別に花言葉が存在し、贈る本数によっても花言葉が異なる
  • 切り花としても普及し、日本においてもキク、カーネーションと並ぶ生産高がある
  • ハウス栽培で年中市場に供給されており、世界で最も愛される花の一つ
  • 園芸種では大部分が八重咲きで、5枚の花びらと多数の雄蘂を持つ

利用方法

観賞用
  • 庭園での植栽
  • 切り花として利用
  • 鉢植えでの栽培
薬用
  • ローズヒップはビタミンC源として利用
  • 花びらはハーブティーとして利用
  • 精油はアロマテラピーで利用

注意: 園芸品種は食用に適さない場合がある

食用
  • 花びら
  • ローズヒップ(実)
その他
  • 香水の原料
  • 化粧品の原料
  • 入浴剤として利用

毒性

症状: 毒性は報告されていない(ただし園芸品種は食用に適さない場合がある)