1920年

アメリカ海軍の戦艦「テネシー」が就役。

1920年6月3日、アメリカ海軍のニューメキシコ級戦艦「テネシー(BB-43)」が正式に就役しました。
戦艦テネシー(USS Tennessee, BB-43)はニューメキシコ級の2番艦として建造されました。 全長約175m、主砲14インチ砲3連装砲塔3基を備え、最新鋭戦艦として設計されました。 1920年6月3日に就役し、太平洋艦隊に配属されました。 その後の改装で対空火力や装甲が強化され、第二次世界大戦を通じて重要な戦力として活躍しました。 テネシーは戦後に退役するまで米海軍の主力艦として歴史に名を残しました。
1920年 アメリカ海軍 テネシー
1948年

カリフォルニア州のパロマ山にパロマー天文台が完成する。

アメリカ・カリフォルニア州パロマ山に1948年6月3日、パロマー天文台が完成した。 200インチ望遠鏡を擁する世界最大級の観測施設。
パロマー天文台はカルテックが主体となって建設した天文観測施設で、ハレ望遠鏡を設置。 口径200インチ(約5.1メートル)の望遠鏡は当時世界最大であり、その解像力は天文学界を驚かせた。 1948年6月3日に完成式が行われ、以後多数の星雲や銀河の観測に利用された。 この施設からの観測により系外銀河の研究が飛躍的に進展し、宇宙論に重要な知見がもたらされた。 パロマー天文台は現在も科研研究の拠点として高い評価を受け続けている。
1948年 カリフォルニア州 パロマー天文台
1965年

アメリカで2人乗り宇宙船ジェミニ4号打ち上げ。エドワード・ホワイトがアメリカ人初の宇宙遊泳を行う。

ジェミニ4号が打ち上げられ、エドワード・ホワイトがアメリカ人として初めて宇宙遊泳を行った歴史的なミッションです。
1965年6月3日、アメリカ航空宇宙局(NASA)は2人乗り宇宙船ジェミニ4号を打ち上げた。搭乗員はジェームズ・マクディビットとエドワード・ホワイトで、ホワイトは船外活動(EVA)によりアメリカ人初の宇宙遊泳を達成した。宇宙遊泳は約20分間行われ、ホワイトは船体にロープでつながれながら船外を漂った。この成功により、ジェミニ計画は次の月面着陸ミッションへの重要なステップと位置づけられた。宇宙飛行士による船外活動技術は後のアポロ計画にも活かされた。
ジェミニ4号 エドワード・ホワイト 宇宙遊泳
1975年

日本の戦後初の国産戦闘機であるF 1の初飛行。

日本初の戦後国産戦闘機F-1が初飛行を行い、自衛隊航空技術の新たな一歩となりました。
1975年6月3日、三菱重工業が開発した日本初の戦後国産戦闘機F-1が初飛行を果たした。F-1は航空自衛隊向けの対地攻撃能力を重視した機体設計で、導入により自衛隊の装備が大きく強化された。開発は1960年代後半から進められ、米国製機材への依存から脱却する国内技術確立の試金石と位置づけられた。初飛行は愛知県の小牧基地で行われ、その性能は高く評価された。量産型は後に部隊配備され、日本の航空機産業発展にも寄与した。
1975年 戦闘機 F-1