06月03日の命日 - 芸術家・音楽家

1858年

ユリウス・ロイプケ

(1834 - 1858)

作曲家

ドイツの作曲家。宗教合唱曲や器楽曲を手掛けた。

1834年にドイツで生まれる。若い頃から音楽教育を受け、作曲活動を開始。キリスト教聖歌や合唱曲を中心に発表し、教会音楽の分野で評価を受けた。古典派とロマン派の影響を受けた作風で知られる。 1858年に没したが、作品は後世の研究対象となっている。

1858年ユリウス・ロイプケ作曲家 1834年

1875年

ジョルジュ・ビゼー

(1838 - 1875)

作曲家

フランスの作曲家。オペラ『カルメン』で世界的に知られる。

1838年にパリで生まれる。パリ音楽院で学び、若くして作曲家としてデビュー。代表作のオペラ『カルメン』（1875年）は没後に大成功を収め、今日でも人気作品として上演される。管弦楽曲や歌曲など、幅広いジャンルで作品を残した。 36歳で夭折したが、その旋律は今も多くの人に愛されている。

1875年ジョルジュ・ビゼー 1838年

1894年

オスカル・テーノ

(1842 - 1894)

画家

1894年オスカル・テーノ画家 1842年

1899年

ヨハン・シュトラウス2世

(1825 - 1899)

作曲家

ワルツ王の異名を持つオーストリアの作曲家。ウィンナ・ワルツを発展させた。

ヨハン・シュトラウス2世は1825年にウィーンで生まれた。父シュトラウス1世の下で音楽を学び、独自のワルツを編み出した。1867年には「美しき青きドナウ」を発表し、一躍世界的な名声を得た。そのほかオペレッタ「こうもり」の序曲など多くの名曲を生み出した。芸術家としてウィーンの社交界を牽引し、国際的な演奏旅行も行った。1899年にウィーンで亡くなった。

1899年ヨハン・シュトラウス2世 1825年

1955年

恩地孝四郎

(1891 - 1955)

版画家、装幀家

版画家装幀家

創作版画の先駆者であり、装幀家としても活躍した美術家。

1891年に東京で生まれ、早くから西洋美術を学ぶ。 1910年代に版画制作を始め、1920年代には創作版画運動の中心人物となる。独自の技法で装丁デザインを手掛け、多くの文学作品の表紙を飾った。戦後も後進の版画家を指導し、その業績は国内外で高く評価されている。 1955年6月3日に逝去。

1955年恩地孝四郎版画家装幀家 1891年

1967年

アンドレ・クリュイタンス

(1905 - 1967)

指揮者

フランス出身の指揮者。ベルリオーズやラヴェル作品の名演で知られ、国際的に活躍した。

1905年に生まれ、幼少期から音楽に親しんだ後、フランスでキャリアを積む。パリ音楽院管弦楽団の首席指揮者を務め、フランス音楽の普及に尽力。バイロイト祝祭劇場やメトロポリタン歌劇場など海外の主要音楽祭でも指揮を行い、その精緻かつ情熱的な音楽解釈で高く評価された。多くの録音を残し、特にフランスもののレパートリーは今なお名演と称される。 1967年に逝去。

アンドレ・クリュイタンス指揮者 1905年

1968年

石黒宗麿

(1893 - 1968)

陶芸家

日本の陶芸家。伝統にとらわれない造形と釉薬の実験で前衛的な作風を追求した。

1893年、東京で生まれ、美術学校で彫刻を学んだ後に陶芸の道へ転向。伝統技法にとらわれず、造形と釉薬の相互作用を探究し、独自の作風を確立。 1948年には前衛陶芸グループ「造形社」を結成し、芸術性の高い作品を発表。国内外の展覧会で評価を博し、日本の現代陶芸を牽引した。 1968年に永眠。

1968年石黒宗麿陶芸家 1893年

1971年

剣持勇

(1912 - 1971)

インテリアデザイナー

日本のインテリアデザイナー。機能性と美を融合させたモダンな家具や空間を提案した。

1912年に東京で生まれ、東京美術学校で彫刻を学ぶ。戦後、インテリアや家具デザインに転じ、シンプルで機能的な作品を数多く発表。北欧のモダンデザインに影響を受けつつ、日本の伝統技術と融合させたスタイルを確立。海外の展示会にも参加し、日本発の工業デザインを世界に紹介した。 1971年に逝去。

1971年剣持勇インテリアデザイナー 1912年

1977年

ロベルト・ロッセリーニ

(1906 - 1977)

映画監督

イタリアの映画監督。ネオレアリズモの先駆者として『ローマ、開かれた都市』などで世界的評価を得た。

ロベルト・ロッセリーニは1906年にイタリアのローマで生まれ、第二次世界大戦後に『ローマ、開かれた都市』で脚光を浴びた監督です。市民の日常をリアルに描く作風はネオレアリズモ運動を代表し、その後も『パイザ』『ドイツ零年』などの作品で戦争と人間の葛藤を深く掘り下げました。私生活では俳優インガ・バーグマンと共演・結婚し、欧米で大きな話題を呼びました。映画史に残る革新的な手法と人間描写で、後の映画作家に多大な影響を与えました。

ロベルト・ロッセリーニ映画監督 1906年

1987年

ウィル・サンプソン

(1933 - 1987)

映画俳優、画家

映画俳優画家

アメリカ先住民チェロキー族出身の映画俳優、画家。『カッコーの巣の上で』などに出演した。

ウィル・サンプソンは1933年にアメリカ・オクラホマ州で生まれたチェロキー族の俳優・画家です。映画『カッコーの巣の上で』で精神病院の患者を演じ、その存在感あふれる演技で注目を集めました。画家としても活動し、先住民文化を題材にした絵画や彫刻を制作。民族の伝統を現代アートに昇華させ、多方面で高い評価を得ました。

ウィル・サンプソン 1933年

2003年

フェリックス・ド・ウェルドン

(1907 - 2003)

彫刻家

抽象彫刻を得意とした彫刻家。

1907年オーストリア生まれの彫刻家。金属や石を素材とした抽象彫刻を制作した。公共空間や記念碑的作品も多く手掛けた。独特の造形美で国際的に評価を受けた。 2003年6月3日に逝去。

2003年フェリックス・ド・ウェルドン 1907年

2009年

赤穴宏

(1921 - 2009)

洋画家、千葉大学名誉教授

洋画家千葉大学名誉教授

抽象表現主義的な洋画家。千葉大学で美術教育にも尽力した。

赤穴宏は1921年生まれの洋画家で、抽象表現主義を取り入れた独自の作風で知られる。千葉大学美術学部教授として、多くの若手画家を育成し日本の現代美術に影響を与えた。油彩技法を駆使し、色彩と形態の調和を追求した作品を数多く発表した。国内外の展覧会にも出展し、高い評価を得た美術界の教育者であった。 2009年に名誉教授として顕彰され、その後逝去した。彼の芸術は今も多くの人々に感動を与え続けている。

洋画家千葉大学名誉教授 1921年