クローバー (白詰草)

学名: Trifolium repens
科名: マメ科

花言葉

  • 約束

特徴

花色:

説明

ツメクサというのは、昔、外国からのギヤマングラス輸入品の梱包に際して品物の隙間を埋めるために使われたからということらしいです。ヨーロッパ原産で、日本に渡来したのは江戸時代だといわれています。輸入船の荷物の隙間に緩衝材として詰められていたのがきっかけで日本に根付き、広まっていったため、名前もシロツメクサ(白詰草)となりました。

豆知識

  • 属名Trifolium(トリフォリウム)は、ラテン語で3枚の葉という意味
  • 四つ葉のクローバーが見つかる確率は約1万分の1とされている
  • 日本では4月〜8月頃に花を咲かせ、通常3枚の小葉をつけるが、まれに4枚や5枚のものもある
  • 蜂蜜の重要な蜜源植物で、クローバーハチミツは世界中で愛されている

利用方法

観賞用
  • グラウンドカバーとして利用
  • 芝生の代替として使用
  • 花冠作りなどの子供の遊び
薬用
  • 民間療法では咳止めや傷の治療に使用
  • ハーブティーとして利用

注意: 青酸配糖体という有毒物質が含まれている場合があるため注意が必要

食用
  • 若葉
その他
  • 牧草として重要
  • 蜜源植物として養蜂に利用
  • 土壌の窒素固定

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 全草(少量)

症状: 青酸配糖体による軽度の中毒症状が起こる可能性があるが、通常は問題ない

クサキョウチクトウ (草夾竹桃)

学名: Phlox paniculata
科名: ハナシノブ科

花言葉

  • 同意

特徴

花色:

説明

ピンクや白の小さい花を穂状につけ、夏の庭を彩ります。和風の庭によく合いますが、イングリッシュガーデンにまとめて植えてもとてもエレガントです。草丈50cm〜120cm程になるハナシノブ科の多年草で、観賞用植物として世界各国で栽培されています。苗の植え付けは3月〜4月頃が適期です。

豆知識

  • "クサキョウチクトウ(草夾竹桃)"の名前は、フロックスが"キョウチクトウ(夾竹桃)"の花に似ていることに由来
  • 明治時代からクサキョウチクトウと呼ばれ、大正期から戦後にかけては"オイランソウ"という名だった
  • 日本では6月〜9月頃に花を咲かせ、日当たりが良く、風通しの良い場所を好む
  • 浅根性なので耕起の深さは軽い土壌でも20㎝以上に及ぶ必要がない

利用方法

観賞用
  • 花壇での植栽
  • 切り花として利用
  • コテージガーデンのアクセント
薬用
  • 特に薬用利用の記録はない

注意: 薬用としての使用は推奨されない

食用

食用ではない

その他
  • 香りの強い品種は香料として利用されることがある
  • 蝶や蜂の蜜源植物

毒性

症状: 毒性は報告されていない

アジサイ (紫陽花)

学名: Hydrangea macrophylla
科名: アジサイ科

花言葉

  • 移り気
  • 辛抱強さ

特徴

花色:

説明

原産地は日本です。原種は日本に自生するガクアジサイとされています。梅雨期に主に挿し木によって繁殖させ、日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、多くの品種が作り出されています。学名の語源について、「Hydrangea(ハイドランジア)」は、ギリシア語の「hydro(水)」と「angeion(容器)」を語源とし、この植物の果実が水がめのような形状をしていることに由来します。

豆知識

  • 花の色は土壌のpHによって変化し、酸性では青、アルカリ性では赤やピンクになる
  • 日本語の花言葉には「移り気」「冷淡」「辛抱強さ」「冷酷」「無情」「高慢」がある
  • 開花時期は6〜7月で、梅雨の代表的な花として親しまれている
  • 西洋では「heartlessness(冷酷)」「boastfulness(高慢)」という花言葉がつけられている

利用方法

観賞用
  • 庭園での植栽
  • 切り花として利用
  • 鉢植えでの栽培
薬用
  • 伝統的に薬用利用されることがあったが現在は推奨されない

注意: 有毒植物であるため、園芸や切り花として利用する際には取り扱いに注意が必要

食用

食用不可

その他
  • 花の色変化の研究材料
  • 土壌pHの指標植物

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 全草, 葉, 花

症状: 食べてしまうと吐き気、めまい、顔面紅潮などの症状が出る