1907年

ヤン・パトチカ

(1907 - 1977)

哲学者

哲学者
チェコの現象学者で、人権や民主主義を擁護した思想家。
1907年にチェコスロバキアで生まれ、ハイデッガーやフッサールの現象学を研究。 プラハ大学の教授として教鞭を執り、東欧の思想界に大きな影響を与える。 共産党政権下で思想統制に抵抗し、1977年のチャルタ77運動に参加。 政権批判のため秘密警察に拘束され、その直後に体調を崩して死去。 思想の自由と人権を守る姿勢は、現代民主主義運動の礎となった。
ヤン・パトチカ 1977年