1988年
鳥取・島根両県知事が、中海・宍道湖の淡水化事業の凍結を表明。
1988年5月31日、鳥取県と島根県の知事が中海・宍道湖淡水化計画の凍結を共同発表しました。
淡水化事業は内海である中海と宍道湖の塩分を除去し農業用水や飲料水を確保する目的で検討されました。しかし事業費の巨額化や漁業・生態系への影響を懸念する声が強まりました。1988年5月31日、両県知事は計画凍結を表明し、調査検討を停止しました。この決定は地域住民や環境保護団体の要望を受けたもので、自然環境保全の観点から評価されました。
1988年
鳥取
島根
中海
宍道湖
淡水化事業