1988年

鳥取・島根両県知事が、中海・宍道湖の淡水化事業の凍結を表明。

1988年5月31日、鳥取県と島根県の知事が中海・宍道湖淡水化計画の凍結を共同発表しました。
淡水化事業は内海である中海と宍道湖の塩分を除去し農業用水や飲料水を確保する目的で検討されました。しかし事業費の巨額化や漁業・生態系への影響を懸念する声が強まりました。1988年5月31日、両県知事は計画凍結を表明し、調査検討を停止しました。この決定は地域住民や環境保護団体の要望を受けたもので、自然環境保全の観点から評価されました。
1988年 鳥取 島根 中海 宍道湖 淡水化事業
2002年

京都議定書が日本の国会で承認。

京都議定書が日本国会で承認され、気候変動対策の国際枠組みへの参加が正式に決定しました。
1997年に採択された京都議定書は、先進国に温室効果ガス削減義務を課す国際条約です。 2002年5月31日、日本の国会で議定書の承認手続きが完了しました。 これにより、日本は法的拘束力を伴う削減目標への参加国となりました。 批准を通じて環境保全と持続可能な社会の構築に向けた国際的責務を果たすことを宣言しました。 京都議定書の承認は、国内外で環境政策の推進力を高める契機となりました。
京都議定書 国会