1933年

広島県宇品港で火薬運搬船(船名、トン数不詳)が爆発。船長夫妻が死亡、周囲の工場や民家500戸余りに被害。

広島県宇品港で火薬運搬船が爆発し、船長夫妻の死亡や周辺への大規模被害が発生した事故。
1933年5月31日、広島県宇品港に停泊中の火薬運搬船が原因不明の大爆発を起こしました。 船長夫妻が即死し、港周辺の工場や民家約500戸が被害を受けました。 爆風と飛び散った破片により多くの住民が負傷し、一帯は混乱と火災に見舞われました。 当時の調査では船名や正確なトン数が記録に残されておらず、詳細な原因は不明のままです。 事故後、港湾施設や安全対策の見直しが急務とされ、火薬輸送の規制強化が進められました。 この事故は戦前の日本における港湾輸送の危険性を浮き彫りにした出来事です。
広島県 宇品 火薬
1970年

ペルー北部でアンカシュ地震が発生。死者47,000人。

1970年5月31日、ペルー北部アンカシュ地方を襲った大地震で約47,000人が犠牲となりました。
アンカシュ地震はマグニチュード7.9(または8.0)と推定される大規模地震で、震源はペルー北部のアンカシュ州沖合でした。激しい揺れと津波が沿岸部を直撃し、建物の倒壊や土砂崩れが多発しました。村落や都市部で甚大な被害が発生し、死者・行方不明者は約47,000人に上りました。救援活動は困難を極め、国際的な支援も行われました。この地震はペルー史上最悪級の自然災害の一つとされています。
1970年 ペルー アンカシュ地震