05月31日の命日 - 芸術家・音楽家

1594年

ティントレット

(1518 - 1594)

画家

イタリア・ルネサンス期のヴェネツィア派画家。大胆な光と構図が特徴。

1518年にヴェネツィアで生まれ、画家として才能を開花させる。実弟のパオロと共同で宗教画や肖像画を制作。光と影の劇的な表現で知られ、バロック絵画にも影響を与えた。サン・ロッコ会館やドージェ宮殿などの装飾を多数手掛ける。 1594年に没し、その革新的な技法は後世の画家たちに継承された。

1594年ティントレット画家 1518年

1809年

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン

(1732 - 1809)

作曲家

古典派音楽を代表するオーストリアの作曲家。交響曲や弦楽四重奏の発展に大きく寄与した。

1732年にオーストリアのローローで生まれる。フュルスト・エスターライヒ侯爵家の宮廷楽団に長年仕え、「交響曲の父」「弦楽四重奏の父」と称された。 100曲以上の交響曲や70曲以上の弦楽四重奏曲を作曲し、古典派音楽の形式を確立。後期にはオラトリオ『天地創造』や『四季』など声楽作品にも取り組んだ。ベートーヴェンなど後世の作曲家に大きな影響を与えた。 1809年5月31日にウィーンで没した。

1809年フランツ・ヨーゼフ・ハイドン作曲家 1732年

1945年

レオニード・パステルナーク

(1862 - 1945)

画家

ロシア帝国出身の画家で、印象派の影響を受けた肖像画や風景画を得意とした。

1862年にロシア帝国で生まれる。モスクワで絵画を学び、ヨーロッパ各地を巡る。印象派の色彩感覚を取り入れた柔らかな筆致で知られる。肖像画や風景画を中心に多数の作品を残し、展覧会で高い評価を得た。 1945年5月31日に逝去し、その作品は美術館に所蔵され続けている。

1945年レオニード・パステルナーク 1862年

1947年

アンリ・カサドシュ

(1879 - 1947)

ヴィオリスト

フランス出身のヴィオリストで、室内楽やオーケストラで活躍した演奏家。

1879年にフランスで生まれ、音楽院でヴィオラを専攻。数々のオーケストラや室内楽団に所属し、豊かな音色で知られる。演奏活動の傍ら、後進の指導にも尽力した。 20世紀前半のヨーロッパ音楽界でその名を広く知られた。 1947年5月31日に逝去し、多くの録音が後世に残る。

1947年アンリ・カサドシュヴィオリスト 1879年

1953年

ウラジーミル・タトリン

(1885 - 1953)

建築家、画家、彫刻家

建築家画家彫刻家

ロシア構成主義を代表する芸術家で、『塔の記念碑』構想で知られる。

1885年にサンクトペテルブルクで生まれる。画家として活動を始めた後、構成主義運動に参加。彫刻や建築に革新的な視点を取り入れ、『第三インターナショナル記念塔（タトリンの塔）』を構想。素材や構造への実験的アプローチで前衛芸術の先駆者となった。 1953年5月31日に逝去し、その思想は現代美術に大きな影響を与え続けている。

1953年ウラジーミル・タトリン建築家彫刻家 1885年

1971年

山口蓬春

(1893 - 1971)

日本画家

繊細な色彩と自然描写で知られる日本画家。東京芸術大学で後進の育成にも尽力した。

1893年に東京で生まれ、東京美術学校日本画科を卒業した。西洋技法を取り入れた新しい日本画の表現を追求し、革新的な作風を確立した。四季折々の草花や山水を題材にした作品で高い評価を得た。東京芸術大学教授として多くの後進を育成し、日本画界を牽引した。日本芸術院会員や文化勲章受章者として、文化界に大きな影響を与えた。 1971年にその生涯を閉じた。

1971年山口蓬春日本画家 1893年

1974年

木村伊兵衛

(1901 - 1974)

写真家

ストリートスナップの先駆者。庶民の日常を鮮やかに切り取った写真家。

1901年に東京で生まれ、父の影響で写真に親しむ。主に戦前から戦後にかけて、日常の何気ない瞬間を切り取るスタイルを確立した。『筑豊のこどもたち』や『パリ・ロンドン』などの写真集で国際的にも注目を集めた。雑誌『アサヒカメラ』などで活躍し、後進の写真家に多大な影響を与えた。 1974年に文化功労者として顕彰され、その後間もなくこの世を去った。現在も国内外の展覧会で作品が紹介され続けている。

1974年木村伊兵衛写真家 1901年

1978年

ハンナ・ヘッヒ

(1889 - 1978)

ダダイスト

ダダイスムを代表する女性アーティスト。斬新なフォトモンタージュ作品で知られる。

1889年にドイツ近郊で生まれ、美術教育を受けた。 1910年代からベルリンのダダ運動に参加し、コラージュ技法を発展させた。新聞や雑誌の切り抜きを組み合わせた独創的なフォトモンタージュを制作した。社会規範や性役割への批評を込めた作品でフェミニズム的視点も評価された。ナチス政権下で退廃芸術とされ、一時作品が弾圧された経歴を持つ。戦後は再評価され、1978年に89歳で亡くなるまで精力的に創作を続けた。

1978年ハンナ・ヘッヒダダイスト 1889年

2000年

ティト・プエンテ

(1923 - 2000)

ラテン音楽のミュージシャン

プエルトリコ系アメリカ人のラテン音楽を代表するミュージシャン。

1923年にニューヨークで生まれ、ティンバレス奏者として知られる。マンボやラテンジャズの巨匠として50年以上にわたり活躍した。バンドリーダーや作曲家としても多彩な才能を発揮。数多くのアルバムを発表し、グラミー賞を複数回受賞。ワシントン広場や世界中のステージで観客を魅了した。 2000年に没し、その功績は今なお語り継がれている。

2000年ティト・プエンテラテン音楽ミュージシャン 1923年

2008年

ウガンダ・トラ

(1952 - 2008)

タレント、ドラマー

タレントドラマー

日本のタレント・ドラマー。個性的なキャラクターで人気を博した。

1952年に生まれ、ドラマーとして音楽活動を開始。 1970年代にタレントとしてテレビデビューし、多彩なキャラクターを披露。バラエティ番組や音楽番組で活躍し、幅広い世代に支持された。独特のファッションセンスと軽快なトークで観客を魅了。ライブ活動と並行しながら多方面で活躍。 2008年に逝去した。

2008年ウガンダ・トラタレントドラマー 1952年

2020年

フリスト・ヴラディミロフ・ヤヴァシェフ

(1935 - 2020)

美術家

ブルガリア出身の環境アーティスト。大規模インスタレーション作品で世界的に活躍した。

ブルガリア出身の環境アーティスト。パートナーのジャネット・ウォルフとともに、ランドアートの手法を駆使した大規模プロジェクトを各地で展開した。代表作に「ラップト・ライヒスターク」「ゲイツ」「ラップド・コースト」などがあり、現代美術の概念を刷新した。自然と人工物を包み込む包摂的な手法は多くの人々を巻き込み、芸術の公共性を問い直すきっかけを生んだ。彼の作品は世界中で展覧会や記録映画として紹介され、美術史に残るプロジェクトとして高く評価されている。

2020年フリスト・ヴラディミロフ・ヤヴァシェフ美術家 1935年

2024年

川崎普照

(1931 - 2024)

彫刻家

日本の彫刻家。金属や石材を用いた作品を制作した。

川崎普照