526年
東ローマ帝国のアンティオキアで大地震が発生。推定死者数は約25万から30万人。(参考:地震の年表)
526年、アンティオキアで発生した大地震で、推定25万から30万人が犠牲になりました。
東ローマ帝国領アンティオキアを襲った大規模な地震で、都市の大半が倒壊しました。
史料によれば推定死者数は約25万から30万人に上り、当時の最大級の被害を記録。
地震は都市のインフラを壊滅させ、混乱の中で疫病や飢饉を引き起こしたと考えられています。
皇帝は復興計画を立案したものの、完全な再建は果たせませんでした。
地震の記録は後世の地震学史研究においても重要な資料とされています。
526年
東ローマ帝国
アンティオキア
地震の年表
1961年
青森県八戸市で放火による火災。台風4号によるフェーン現象もあり市街地に延焼、死者4人、全焼家屋707戸を出す被害。
1961年5月29日、青森県八戸市で発生した放火による大規模火災で、707戸が全焼しました。
犯人による放火が台風4号の強風とフェーン現象により急速に市街地へ燃え広がりました。
火災は夜間に発生し、避難が遅れたこともあり4人が死亡、多くの住民が負傷しました。
全焼家屋は707戸に及び、被災者は数千人にのぼりました。
消防や自衛隊が出動し、消火活動と避難誘導が行われました。
その後、防災対策や都市計画の見直しが進められ、耐火建築の整備が強化されました。
1961年
青森県
八戸市
放火
フェーン現象
1985年
ヘイゼルの悲劇。ブリュッセルのエゼル競技場で、サポーター同士が暴徒化し死者39名を出す大惨事に。
1985年、ブリュッセルのエゼル競技場で行われたサッカー試合中に観客同士が衝突し、39名が死亡する悲劇が発生しました。
1985年5月29日、UEFAチャンピオンズカップ決勝戦(ユヴェントス対リヴァプール)がブリュッセルのエゼル競技場で開催されました。試合前、リヴァプールのサポーターとユヴェントスのサポーターが競技場内外でもみ合いを起こし、観客席後方のコンクリート壁が崩落。39名が圧死または重傷を負う大惨事となりました。警備体制の不備やサッカーホーリガンの暴力が問題視され、欧州サッカー連盟はイングランドクラブに対して欧州カップ戦からの長期追放措置を決定しました。この事件はスタジアムの安全基準見直しや観客管理強化の契機となり、国際的に大きな衝撃を与えました。
1985年
ヘイゼルの悲劇
エゼル競技場
2015年
口永良部島の新岳が噴火。噴火警戒レベル制定後初めて、最高レベルである噴火警戒レベル5が発表される。
2015年、口永良部島の新岳が噴火し、初の噴火警戒レベル5が発表されました。
2015年5月29日、鹿児島県の口永良部島に位置する新岳が突然噴火しました。噴火に伴い火砕流や噴石が島内を襲い、住民約160人が全島避難を余儀なくされました。日本の噴火警戒レベル制度(2013年導入)で初となる最高ランクのレベル5が発表され、事実上の全島避難事態が宣言されました。気象庁は火山活動の活発化を警戒し、今後の噴火継続に厳重な注意を呼びかけました。この噴火は国内外の火山学研究にも重要なデータを提供しました。
2015年
口永良部島の新岳が噴火
噴火警戒レベル
2019年
ハンガリー遊覧船沈没事故。
2019年、ハンガリー・ブダペストのドナウ川で遊覧船『ハブレーニェ』が大型観光船と衝突し沈没しました。
2019年5月29日、ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川で遊覧船『ハブレーニェ(Hableány)』が大型観光船『ヴァイキング・シギン(Viking Sigyn)』と衝突し沈没しました。乗船していた観光客33人のうち28人が犠牲となり、多くが韓国人旅行者でした。救助活動は夜を徹して行われ、遺体収容や行方不明者の捜索が続きました。船長や関係者の過失や安全管理の問題が議論を呼び、ハンガリー国内外で哀悼の意が示されました。この事故は観光船の安全対策強化の契機となっています。
2019年
ハンガリー遊覧船沈没事故