1615年
マルグリット・ド・ヴァロワ
(1553 - 1615)
フランス王アンリ4世の妃
フランス王アンリ4世の妃
フランス王アンリ4世の最初の妃で、宗教戦争下の宮廷に翻弄された王妃。
1553年生まれ。1615年5月27日没。
マルグリット・ド・ヴァロワ(1553-1615)は、カトリックとプロテスタントの対立期に王室の橋渡し役を担った。
アンジュー公としてアンリ3世の妹であり、後にアンリ4世と結婚。
結婚生活は政治的同盟の色彩が強く、宗教対立の渦中で困難を極めた。
晩年には回顧録『マルグリットの回想録』を著し、当時の宮廷事情を世に伝えた。
その文学的業績はフランス文学史にも重要な位置を占める。
1615年
マルグリット・ド・ヴァロワ
フランス王
アンリ4世
1553年