1828年
ドイツ・ニュルンベルクで、16歳まで牢獄に閉じ込められていたカスパー・ハウザーが発見・保護される。
約16年間閉じ込められていた謎の人物カスパー・ハウザーが発見され、その不思議な生い立ちが世間の関心を集めました。
1828年5月26日、ドイツのニュルンベルク郊外で16歳のカスパー・ハウザーが突然現れ、市民に助けられ保護されました。
彼の体には長期間にわたる監禁の痕跡が認められ、生い立ちについては一切不明のままでした。
当時のドイツ各地ではこの謎の青年に関する憶測が飛び交い、貴族の隠し子説などさまざまな説が唱えられました。
ハウザーは後に作家や歴史家の関心を引き、彼の手記や証言が公表されることでミステリーとして語り継がれることになります。
その後の人生は司法や研究者の調査対象となり、今なお多くの謎を残しています。
1828年
ドイツ
ニュルンベルク
カスパー・ハウザー