05月24日の出来事 - 交通・インフラ

1830年

ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道の最初の開業区間であるメリーランド州ボルチモアエリコットが開通。

ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道の最初の区間、ボルチモア〜エリコットが開通した。

1830年5月24日、ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道の最初の開業区間、ボルチモア〜エリコットが開通した。 1827年に米国初の常用鉄道として設立され、短区間ながら蒸気機関車の実用運行を開始した。鉄道の成功は米国内陸輸送網の発展を促し、産業革命を後押しした。ボルチモアとオハイオ州を結ぶ構想は後に東西横断鉄道整備の先駆けとなった。公共輸送手段として鉄道の可能性を示した歴史的出来事である。

ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道メリーランド州ボルチモア

1883年

ニューヨークのブルックリン橋が開通。

1883年5月24日、ニューヨークでブルックリン橋が開通し、両地区を結ぶ初の鉄橋となりました。

1883年5月24日、マンハッタンとブルックリンを結ぶブルックリン橋が正式に開通しました。当時世界最長の吊り橋であった主径間1,595フィート（約486m）は驚異的な技術力を示しました。設計者ジョン・A・ローブリングは工事中に事故で亡くなり、後を継いだ息子ワシントン・ローブリングが完成に尽力しました。揚座には鋼線ケーブルを用いた新工法が採用され、近代吊り橋の先駆けとなりました。完成式典には大勢の市民が詰めかけ、都市の発展と融合を象徴するランドマークとなりました。

1883年ニューヨークブルックリン橋

1915年

島根県黒木村と浦郷村による共同の村営事業で完成した船引運河の開通式が行なわる。

1915年5月24日、島根県において住民共同事業で船引運河が開通しました。

1915年5月24日、島根県の黒木村と浦郷村による共同の村営事業として船引運河が完成し、開通式が行われました。運河は当地の河川を結び、舟運による農産物や生活物資の輸送効率を大幅に向上させました。建設には地元民の手作業が主体となり、村落共同体の結束と自治力の象徴となりました。その後、内陸交通の発展や道路整備に伴い舟運は減少しましたが、灌漑用水路や観光資源として現存しています。地域振興と住民協同の先駆的事例として評価されています。

1915年島根県黒木村船引運河

1976年

超音速旅客機「コンコルド」がロンドンワシントンD.C.間で定期運行を開始。

1976年5月24日、超音速旅客機「コンコルド」がロンドン−ワシントン間で定期運航を開始しました。

英国と仏国が共同開発した超音速旅客機コンコルドは、1976年5月24日にブリティッシュ・エアウェイズの便としてロンドン・ヒースロー発ワシントンD.C.行きの定期便を開始しました。最高速度マッハ2で飛行し、従来の旅客機の半分以下の飛行時間で大西洋横断を実現しました。快適性と速度を兼ね備えた技術の粋として注目を浴び、その後数十年にわたり象徴的存在となりました。

1976年コンコルドロンドンワシントンD.C.