明治3年4月23日

日本政府が鉄道敷設のため、ロンドンで初の外債を発行。

日本政府が鉄道建設資金調達のため、初の外債をロンドン市場で発行しました。
1870年4月23日(明治3年4月23日)、日本政府は鉄道敷設資金調達のため初の外債をロンドンで発行しました。 当時、政府は近代化推進の一環として鉄道網整備を急務としており、欧州資本に依存せざるを得ませんでした。 この外債は英国市場において成功を収め、日本の信用力向上に寄与しました。 調達した資金は横浜・神戸間鉄道の建設費用や関連設備の輸入に充当されました。 これにより日本は国際金融市場への扉を開き、西洋技術の導入を加速させました。
1870年 明治 4月23日 外債
1889年

讃岐鉄道・丸亀 琴平(現在の予讃線・土讃線)が開業。

讃岐鉄道が丸亀から琴平までの区間を開業し、香川県の交通網が一歩前進しました。
1889年5月23日、讃岐鉄道の丸亀駅から琴平駅までの区間が開業しました。 当初は産業物資の輸送や地域住民の移動手段として期待されました。 現在の予讃線・土讃線の一部となり、四国西部の鉄道網発展に寄与しました。 この開業は香川県内の経済活動拡大を支え、観光需要の喚起にも貢献しました。 地域の自治体や企業による共同投資によって実現した先駆的なインフラ事業でした。
1889年 讃岐鉄道 丸亀 琴平 予讃線 土讃線
1915年

東京駅 東京鉄道郵便局間に郵便物受渡用の地下電車が開通。日本初の地下鉄。

東京駅と東京鉄道郵便局を結ぶ地下電車が開通し、日本初の地下鉄路線が誕生しました。
1915年5月23日、東京駅と東京鉄道郵便局を結ぶ地下電車が開通し、日本で初めての地下鉄路線が誕生しました。 この鉄道は主に郵便物の輸送を目的とし、地上交通の混雑緩和に役立ちました。 全長は約1.5キロメートルで、電気動力による地下移動の実用化を示しました。 設計には欧州の地下鉄技術が導入され、後の旅客用地下鉄建設への技術的基盤となりました。 この先駆的な試みが、日本の都市鉄道発展史における重要な一歩となりました。
東京駅 東京鉄道郵便局 地下鉄