1915年

東京駅 東京鉄道郵便局間に郵便物受渡用の地下電車が開通。日本初の地下鉄。

東京駅と東京鉄道郵便局を結ぶ地下電車が開通し、日本初の地下鉄路線が誕生しました。
1915年5月23日、東京駅と東京鉄道郵便局を結ぶ地下電車が開通し、日本で初めての地下鉄路線が誕生しました。 この鉄道は主に郵便物の輸送を目的とし、地上交通の混雑緩和に役立ちました。 全長は約1.5キロメートルで、電気動力による地下移動の実用化を示しました。 設計には欧州の地下鉄技術が導入され、後の旅客用地下鉄建設への技術的基盤となりました。 この先駆的な試みが、日本の都市鉄道発展史における重要な一歩となりました。
東京駅 東京鉄道郵便局 地下鉄
1958年

1月に打ち上げられたアメリカ初の人工衛星「エクスプローラー1号」の通信が途絶。

On May 23, 1958, communication was lost with Explorer 1, the United States' first artificial satellite launched earlier that year.
Explorer 1, the United States' first successful satellite, was launched on January 31, 1958, as part of America's entry into the Space Race. For nearly four months, it transmitted pioneering data about Earth's upper atmosphere and the discovery of the Van Allen radiation belts. On May 23, 1958, ground stations abruptly lost contact with the satellite, ending its operational mission. Although communication ceased, Explorer 1 had already provided invaluable scientific insights. Its success boosted American confidence in space exploration and paved the way for subsequent satellite and manned missions.
1958年 エクスプローラー1号
1962年

東京・築地の国立がんセンターが診療を開始。

1962年5月23日、東京・築地に国立がんセンターが開設され、診療を開始しました。
日本初のがん専門医療機関として設立された国立がんセンターは、がん治療の拠点としてスタートしました。 当初は外科・内科・放射線科などの診療科を有していました。 最新の医療設備と専門スタッフを備え、患者への診療と研究を同時に行うことで、がん医療の発展に寄与しました。 以後、国内外のがん研究や臨床試験の中心的存在となり、予防法や治療法の確立に大きな影響を与えました。 国立がんセンターが築地に開設されたことは、日本におけるがん対策の転換点となりました。 現在も最先端の診断・治療を提供し続けています。
1962年 東京 築地 国立がんセンター
1995年

プログラミング言語Javaの最初のバージョンがリリース。

1995年5月23日、プログラミング言語Javaの初期バージョンがリリースされました。
サン・マイクロシステムズ社が開発したJavaは、プラットフォームに依存しない実行環境を特徴とする言語です。 『Write Once, Run Anywhere』の理念のもと、異なるOS間で同一のコードが動作する仕組みが注目されました。 初期バージョンではアプレット機能やオブジェクト指向の概念を活かしたライブラリが搭載されました。 リリース後、Webアプリケーションや企業向けシステム開発に広く採用され、急速に普及しました。 現在もJavaは主要な開発言語の一つとして、多数のシステムで活用されています。
1995年 プログラミング言語 Java
2013年

大強度陽子加速器施設J PARCで放射性同位体の漏洩事故が発生。

日本のJ-PARC施設で放射性同位体が漏洩し、安全性が問題視された事故。
2013年5月23日、茨城県にある大強度陽子加速器施設(J-PARC)で、実験中に放射性同位体が漏洩する事故が発生しました。内部調査により、管理手順の不備や装置の点検不足が原因と判明。施設は一時操業停止となり、放射線防護の強化や作業者教育の見直しが行われました。この事故は国内の原子力研究に対する安全意識を喚起し、国際的にも研究施設の安全管理体制の強化が求められる契機となりました。
陽子 加速器 J-PARC 放射性同位体の漏洩事故