タイム (立麝香草)

学名: Thymus vulgaris
科名: シソ科

花言葉

  • 活発

特徴

花色:

説明

地中海沿岸からヨーロッパ原産のシソ科の常緑低木で、古代から栽培されている代表的なハーブです。草丈15-30cmほどで、春から夏にかけて白やピンクの美しい小花を咲かせます。強い殺菌・抗菌作用があり、古代エジプトではミイラの防腐剤として利用されていました。現在でも料理のスパイスや薬用ハーブとして世界中で愛用されています。

豆知識

  • 約350種類の品種が存在する
  • 古代エジプトではミイラの防腐剤として使用された
  • 中世では勇気を与えるハーブとして騎士が身につけた
  • ギリシア語で「消毒」を意味するThuoが語源とされる

利用方法

観賞用
  • ハーブガーデンでの栽培
  • グランドカバーとして利用
  • ロックガーデンでの観賞
  • 鉢植えでの栽培
薬用
  • 強い殺菌・抗菌作用
  • 呼吸器系の症状緩和
  • ニキビケア
  • ストレス軽減効果
  • 防腐効果

注意: 妊娠中は大量摂取を避け、皮膚が敏感な方は注意が必要です

食用
その他
  • 精油の抽出
  • 石鹸や化粧品の原料
  • 天然の防虫剤
  • ドライハーブとして

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 葉, 茎

症状: 大量摂取により胃腸の不調や皮膚の刺激を起こす可能性があります。

ジャーマンアイリス (独逸菖蒲)

学名: Iris germanica
科名: アヤメ科

花言葉

  • 豊満
  • 燃える思い

特徴

花色:

説明

地中海地方原産のアヤメ科の多年草で、「虹の花」とも呼ばれるほど豊富な色彩の花を咲かせます。花弁のつけ根にヒゲのような毛が密生することから「ヒゲアイリス」とも呼ばれます。5月から6月に開花し、ない色はないのではと思われるほど多彩な色の花でガーデンを彩ります。本来は丈夫な花ですが、高温多湿に弱く、日本では涼しい高原地が栽培に適しています。

豆知識

  • 「虹の花」や「レインボーフラワー」と呼ばれる
  • フランス王室の象徴「フルール・ド・リス」のモデル
  • 花弁の付け根のヒゲが特徴的で「ビアデッドアイリス」とも呼ばれる
  • 世界で数千品種が作出されている

利用方法

観賞用
  • 花壇や庭園での観賞
  • 切り花として利用
  • 鉢植えでの栽培
  • ボーダーガーデンでの植栽
薬用
  • 根茎は伝統的に薬用として利用
  • 香料として利用される

注意: 現在は薬用利用よりも観賞用が主流です

食用

食用不可

その他
  • 香水の原料
  • ドライフラワーとして
  • シンボリックな用途

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 根茎, 葉

症状: 摂取すると胃腸の不調や皮膚の刺激を起こす可能性があります。