1667年
アレクサンデル7世
(1599 - 1667)
第237代ローマ教皇
第237代ローマ教皇
17世紀にローマ教皇を務めた教皇。
バロック芸術の庇護者として知られる。
1599年にイタリアの貴族チャイーノ家に生まれ、1655年に教皇に選出された。
治世中はジャン・ロレンツォ・ベルニーニら芸術家を庇護し、バロック建築や美術の発展に大きく寄与。
教会の財政再建や宗教裁判の運営にも力を入れ、カトリック教会の改革を推進した。
外交面ではスペイン王家やフランス王家との調停を図り、ヨーロッパ諸国との緊張緩和に努めた。
かつては教皇庁の腐敗を是正しようと試みたが、身内への優遇措置(ネポティズム)も批判された。
1667年に死去し、ローマのサン・ピエトロ大聖堂で埋葬された。
1667年
アレクサンデル7世
ローマ教皇
1599年