カモミール (加密列)

学名: Matricaria recutita
科名: キク科

花言葉

  • 癒し

特徴

花色:

説明

ヨーロッパ原産のキク科の一年草で、マーガレットに似た白い花を咲かせます。花はリンゴのような爽やかな香りを放つため「大地のリンゴ」と呼ばれることもあります。古代から薬用植物として利用され、現在でもハーブティーとして親しまれています。安眠、リラックス効果があり、抗炎症作用も認められています。

豆知識

  • 学名のMatricariaは「子宮」を意味し、婦人科系の薬として使われたことに由来
  • ピーターラビットの物語にも登場する有名なハーブ
  • ヨーロッパでは「医者いらず」と呼ばれることもある
  • NASA の研究で空気清浄効果があることが確認されている

利用方法

観賞用
  • ハーブガーデンでの栽培
  • 切り花として利用
  • 鉢植えでの観賞
薬用
  • 安眠・リラックス効果
  • 抗炎症作用
  • 消化促進効果
  • 風邪の初期症状緩和

注意: 妊婦は使用を避け、キク科アレルギーの方は注意が必要です

食用
その他
  • 化粧品の原料
  • アロマテラピー用精油
  • ドライフラワーとして

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 花, 葉

症状: キク科アレルギーの方は皮膚炎や呼吸器症状を起こす可能性があります。

ミツバツツジ (三葉躑躅)

学名: Rhododendron dilatatum
科名: ツツジ科

花言葉

  • 抑制のきいた生活

特徴

花色:

説明

ツツジ科の落葉低木で、日本固有種です。関東から中部地方の太平洋側の山地に自生し、4月から5月に紫ピンクの美しい花を咲かせます。枝先に3枚ずつ葉がつくことが名前の由来で、花が咲いてから葉が展開する特徴があります。やせた尾根や岩場などの厳しい環境を好み、その姿から「抑制のきいた生活」という花言葉がつけられています。

豆知識

  • 日本固有のツツジで、約30種のミツバツツジ類の代表種
  • 花が咲いてから葉が出る特徴により、花の美しさが際立つ
  • 厳しい環境に耐える生命力から「節制」の象徴とされる
  • 関東地方では「一番ツツジ」とも呼ばれる

利用方法

観賞用
  • 庭園樹として植栽
  • 公園や緑地での観賞
  • 盆栽として楽しまれる
  • 切り花として利用
薬用

注意: ツツジ科植物は一般的に有毒成分を含むため、薬用利用は避けるべきです

食用

食用不可

その他
  • 木材は小物細工に利用
  • 染料として利用される場合がある

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 葉, 花, 茎

症状: 摂取すると嘔吐、下痢、痙攣などの中毒症状を引き起こす可能性があります。