1498年
ヴァスコ・ダ・ガマが第一次航海でインド西岸のカリカット(コーリコード)に到達。
ヴァスコ・ダ・ガマがインド西岸のカリカットに到達し、欧州からアジアへの新たな海上交易路を開拓しました。
1498年5月20日、ポルトガルの探検家ヴァスコ・ダ・ガマは第一次航海でアフリカ大陸南端を回りインド西岸のカリカットに到達しました。
この航海はヨーロッパからインドへの直接航路を開くもので、イスラム商人を介さない香辛料貿易の始まりを意味します。
ダ・ガマは約一年間にわたる過酷な航海を経て、香辛料や宝石を満載した帰路に成功しました。
この成果はポルトガル王マヌエル1世に称賛され、以後インド洋での本格的な植民地政策が推進されます。
海上交易路の開拓は大航海時代の象徴的な出来事として、世界経済の構造を大きく変革しました。
1498年
ヴァスコ・ダ・ガマ
インド
コーリコード
1918年
アメリカ海軍の戦艦「ニューメキシコ」が就役。
1918年、アメリカ海軍戦艦「ニューメキシコ」が就役し、最新鋭主力艦として加わりました。
1918年5月20日、アメリカ海軍のニューメキシコ級戦艦1番艦「ニューメキシコ」がメリーランド州ナンタケット造船所で就役しました。排水量約32,000トン、主砲14インチ(356mm)砲10門を装備し、火力と防御力を大幅に強化したヘビー級戦艦として建造されました。第一次世界大戦には間に合わなかったものの、その後ワシントン海軍軍縮条約により改装が行われ、装甲強化や対空兵装の充実が図られました。ニューメキシコは太平洋艦隊に配備され、第二次世界大戦でも輸送護衛や砲撃支援など多岐に渡る任務を遂行しました。戦後は1946年に退役し、1959年にスクラップとして売却されました。
1918年
アメリカ海軍
ニューメキシコ
1933年
大阪市営地下鉄御堂筋線の梅田(仮駅) 心斎橋駅間が開業。大阪初の地下鉄。
1933年、大阪市営地下鉄御堂筋線の梅田(仮駅)-心斎橋間が開業し、日本初の地下鉄が誕生しました。
1933年5月20日、大阪市営地下鉄御堂筋線の梅田(仮駅)から心斎橋駅までが開業しました。
これにより日本初の地下鉄路線が誕生し、大阪の都市交通は一変しました。
建設には最新の土木技術が投入され、地下に複雑なトンネル網が構築されました。
開業後は多くの市民が利用し、通勤・通学の利便性向上に寄与しました。
その後も路線は延伸され、大阪市の発展を支える公共交通の基盤となりました。
1933年
大阪市営地下鉄御堂筋線
梅田(仮駅)
心斎橋駅
1941年
東京港が外国貿易港として開港。
1941年、東京港が外国貿易港として正式に開港し、国際物流の拠点となりました。
1941年5月20日、東京港が外国貿易港として開港しました。
これまで内陸港として機能していた東京港は、国家的事業として海外との貿易を担う港湾へと転換を図りました。
開港に合わせて埠頭や倉庫などが整備され、貨物取扱量の増加に対応しました。
戦時下の開港でしたが、戦後の経済復興期には復旧・拡張工事が進められました。
現在の東京港はアジア有数のコンテナ港湾として発展を続けています。
東京港
1978年
新東京国際空港(成田空港)が開港。
千葉県成田市に位置する成田空港が開港し、日本の国際航空ネットワークが飛躍的に拡大した日。
成田空港は1966年に建設が開始され、首都圏の航空需要増大に対応する目的で設置された。1978年5月20日に正式に開港し、成田市の芝山町と栄町にまたがる広大な敷地で運用を開始した。開港当初は騒音問題や反対運動が激化し、多くの社会的議論を呼んだ。やがて国際線路線の拡充とともに日本の主要玄関口として定着し、羽田空港の国際化が進むまで海外との往来の大部分を担った。現在では年間数千万人が利用し、航空輸送の中枢を支えるインフラとして機能している。
1978年
新東京国際空港
2008年
シンガポール航空により、世界最大の旅客機エアバスA380が、日本(シンガポール 成田)に初めて乗り入れる。
世界最大の旅客機エアバスA380が成田空港に初飛来し、航空輸送の新時代を象徴した日。
2008年5月20日、シンガポール航空の運航により、総2階建てで最大853席を誇るエアバスA380が成田空港に初めて乗り入れた。A380は燃費効率や騒音低減技術を導入し、長距離路線での大型旅客輸送を革新した機体である。シンガポール—成田路線での運航開始は、アジアと欧米を結ぶ国際ハブ空港としての成田の地位を強化した。訪日外国人の増加に対応し、空港インフラと旅客輸送の両面で新たな可能性を示した。航空業界における大型機導入の先駆けとして大きな注目を集めた。
2008年
シンガポール航空
エアバスA380
シンガポール
成田