延暦21年4月15日

蝦夷の頭領・アテルイが征夷大将軍・坂上田村麻呂に降伏。

802年4月15日、蝦夷の頭領アテルイが征夷大将軍・坂上田村麻呂に降伏し、中央政府による蝦夷制圧が完了の兆しを見せました。
平安時代初期、東北地方で抵抗を続けていた蝦夷の頭領アテルイが、 征夷大将軍に任じられた坂上田村麻呂率いる朝廷軍と対峙しました。 802年4月15日の降伏により、蝦夷征討は事実上完了し、 中央政府の統治下に東北地方が組み込まれるきっかけとなりました。 坂上田村麻呂は日本初の征夷大将軍として歴史に名を残し、 アテルイの降伏は支配と文化交流の新たな段階を迎えた象徴です。
802年 延暦 4月15日 蝦夷 アテルイ 征夷大将軍 坂上田村麻呂
天文15年4月20日

河越夜戦。

1546年(天文15年)4月20日夜に行われた河越夜戦で、北条氏が奇襲により上杉氏を破りました。
天文15年4月20日夜、武蔵国河越(現在の川越市)で河越夜戦が行われました。 北条氏康・氏政父子は夜陰に乗じて大軍を率い、上杉朝興・憲政の軍を包囲しました。 水攻めや奇襲戦術を駆使し、上杉勢は大敗を喫しました。 この勝利により北条氏は関東支配権を確固たるものとし、 戦国時代における勢力図が大きく塗り替えられました。
1546年 天文 4月20日 河越夜戦
1919年

オスマン政府より派遣されたムスタファ・ケマル・パシャがアナトリア北部の港町サムスンに上陸。トルコ独立戦争開始。

1919年5月19日、ムスタファ・ケマル・パシャがサムスンに上陸し、トルコ独立戦争が始まりました。
オスマン帝国崩壊後、連合国による分割統治に反発していたムスタファ・ケマルは、 アナトリア北部の港町サムスンに上陸し、独立運動を本格化させました。 この上陸はトルコ国民運動の起点とされ、後のトルコ共和国建国へとつながります。 内戦と外圧を乗り越え、1923年にケマルはトルコ共和国の初代大統領となりました。 現代トルコ史の転換点を示す象徴的な出来事です。
1919年 ムスタファ・ケマル・パシャ アナトリア サムスン トルコ独立戦争
1938年

日中戦争: 日本軍が徐州を占領し、徐州会戦が終結。

1938年5月19日、日本軍が徐州を攻略し、徐州会戦が終結しました。
日中戦争中の1938年5月19日、日本軍は徐州会戦で華中地域における重要拠点の徐州を占領しました。この会戦は日中両軍に多大な人的損失をもたらし、中国側の防衛線が決定的に崩壊する契機となりました。日本軍の戦略的勝利により華中での勢力圏が拡大し、長江以南への中国国民政府の撤退を余儀なくしました。徐州会戦の終結は、その後の戦局に大きな影響を与えました。
1938年 日中戦争 徐州 徐州会戦
1975年

三菱重工爆破事件など連続企業爆破事件を起こした東アジア反日武装戦線の主要メンバー8人を一斉逮捕。

三菱重工爆破など一連の企業爆破事件を起こした東アジア反日武装戦線の主要メンバー8人が逮捕され、組織は壊滅的打撃を受けました。
1975年5月19日、東アジア反日武装戦線の主要メンバー8人が逮捕されました。 同組織は三菱重工をはじめ複数の企業爆破事件を引き起こし、 社会に大きな衝撃を与えました。 逮捕は警察当局の徹底捜査の成果で、 組織の活動は事実上壊滅しました。 日本国内の政治的過激派運動への警戒感が高まりました。
1975年 三菱重工爆破事件 連続企業爆破事件 東アジア反日武装戦線