1931年

群馬県金古町(現高崎市)の仮設映画館で火災。火元はフィルム。14人が死亡、37人が重軽傷。

群馬県金古町の仮設映画館でフィルムが発火し大規模火災が発生した。
1931年5月17日、群馬県金古町(現高崎市)の仮設映画館で上映中に映画フィルムが発火し、劇場が全焼しました。火災は瞬く間に広がり、避難が困難な状況となり、14人が死亡、37人が重軽傷を負いました。安全対策が不十分だった映写設備の問題点が浮き彫りになり、その後の映画館建築や防火措置に対する法整備強化につながりました。地域社会に大きな衝撃を与え、安全基準の重要性が再認識される契機となりました。
1931年 群馬県 金古町 高崎市 映画館
1939年

福岡市で大日本航空球磨号墜落事故が発生。6人が死亡。

福岡市で大日本航空の旅客機「球磨号」が墜落し6人が死亡した。
1939年5月17日、福岡市付近で大日本航空の陸蒸気型旅客機・球磨号が墜落事故を起こし、乗員乗客6人が死亡しました。悪天候下での飛行中にエンジントラブルが発生したとされ、事故調査では整備不良や操縦判断の課題が指摘されました。本事故は日本の航空安全基準強化の契機となり、以後の定期航空路線整備や機材の改良が進められました。地域の航空交通発展に向けた教訓が多く残る悲劇の一つです。
1939年 福岡市 大日本航空球磨号墜落事故
1945年

富山地方鉄道本線越中三郷駅 東新庄駅間で、電車正面衝突事故。乗客ら45人が死亡、重傷者85人、軽傷者115人。

富山地方鉄道本線で電車同士が正面衝突し多数の死傷者が出た。
1945年5月17日、富山地方鉄道本線の越中三郷駅と東新庄駅間で上下列車が正面衝突する大事故が発生しました。乗客や乗員合わせて45人が死亡、85人が重傷、115人が軽傷を負いました。事故原因は信号システムの不備と運転指令の混乱とされ、安全管理体制の見直しが急務となりました。戦時下の混乱による人手不足も要因の一つとされ、戦後の鉄道安全基準強化に大きな契機を与えました。地域輸送への信頼回復には長期の取り組みが求められました。
1945年 富山地方鉄道本線 越中三郷駅 東新庄駅
1972年

仙台市営バスの車内で、座席下に仕掛けられた爆発物が爆発。乗客33人が重軽傷。

仙台市営バス内で仕掛け爆弾が爆発し、33人が重軽傷を負った。
1972年5月17日、宮城県仙台市の市営バス車内で座席下に設置された爆発物が爆発。通勤客らが乗車中で、爆風により33人が重軽傷を負う大惨事となった。事件発生後、仙台市交通局や警察は公共交通の安全対策を強化。バスや鉄道などの警備制度見直しが進められ、市民の不安解消と安全確保が急務となった。
1972年 仙台市営バス
1978年

海上自衛隊のPS 1が高知県梼原町の山中に墜落。13人死亡。

海上自衛隊の哨戒機PS-1が山中に墜落し、搭乗員13名が死亡した。
1978年5月17日、海上自衛隊所属のPS-1哨戒機が高知県梼原町の山岳地帯に墜落。搭乗員13名全員が死亡し、当時の気象悪化や機体トラブルが事故原因として調査された。事故を受けて自衛隊は飛行訓練時の安全装備や整備体制の見直しを実施し、航空事故防止策の強化に取り組んだ。
海上自衛隊 PS-1 高知県 梼原町