05月17日の命日 - 政治家・指導者

寛元4年閏4月1日

北条経時

(1224 - 1246)

鎌倉幕府第4代執権

鎌倉幕府第4代執権。幼少で就任しながらも幕政を支え、北条氏の基盤固めに尽力した人物。

北条経時は1224年に生まれ、北条氏の一族として幕府内で育った。 1242年、父北条泰時の死去に伴い、第4代執権に就任。幼少ながら実権を握り、得宗専制の基礎を築いた。在任中は御家人の統制や裁許権の確立など、幕府運営に尽力した。 1246年、わずか22歳で夭折し、その短い治世は後の北条政権の礎となった。歴史的には若年ながら強い指導力を発揮した人物として評価される。

1246年寛元閏4月1日北条経時鎌倉幕府執権 1224年

正慶5年/延元元年4月6日

後伏見天皇

(1288 - 1336)

93代天皇

日本の第93代天皇として在位。院政と幕府の狭間で、朝廷の儀礼と文化振興に努めた人物。

後伏見天皇は1288年に生まれ、1298年に第93代天皇として践祚した。在位期間は短く、1301年に皇位を譲位して院政を行った。院政下では後嵯峨天皇以来の伝統を継承し、朝廷の儀礼や文化振興に努めた。持明院統と大覚寺統の皇位継承問題が激化する時期に在位し、南北朝時代の序章となった。 1336年、南朝の正統とされる中で没し、複雑な皇統の歴史を象徴する人物とされる。

1336年正慶延元 4月6日後伏見天皇天皇 1288年

1727年

エカチェリーナ1世

(1684 - 1727)

ロシア皇帝

ピョートル大帝の愛妾から皇帝に昇りつめた初の女性統治者。短期間ながら穏健な統治を維持した。

エカチェリーナ1世は1684年にリトアニア（現エストニア）で生まれ、ロシア宮廷に召し出されてピョートル大帝の愛妾となった。宮廷での政治手腕を発揮し、ロシア帝国初の女帝として1725年に即位した。即位後は貴族との協調を図りながら改革を継続し、穏健な統治を行った。また、外国との関係改善に努め、ロシアの国際的地位強化に寄与した。 1727年に没したものの、その在位は女性統治の可能性を示すものとなった。

1727年エカチェリーナ1世ロシア皇帝 1684年

1735年

ゲオルク・フリードリヒ・カール

(1688 - 1735)

バイロイト侯領の辺境伯

バイロイト侯領を治めた辺境伯。在位中は行政制度と防衛体制の整備に尽力した。

ゲオルク・フリードリヒ・カールは1688年に生まれ、1712年にバイロイト侯領の辺境伯に就任した。在位中は領内の行政制度と司法制度の整備に努め、侯領の統治基盤を固めた。また、軍事面では領邦の防衛体制強化に取り組み、国境警備の強化を図った。神聖ローマ帝国の諸侯会議にも参画し、帝国政策への影響力を維持した。 1735年に没し、その治世はバイロイト侯領の発展に寄与したと評価される。

1735年ゲオルク・フリードリヒ・カールバイロイト侯領辺境伯 1688年

1838年

タレーラン＝ペリゴール

(1754 - 1838)

フランス革命期の政治家

フランス革命期から復古王政期にかけて活躍した政治家・外交官。

タレーラン＝ペリゴールは1754年にフランス貴族の家に生まれた。聖職者として出発したが、革命期には政治家に転じ、フランス第一共和政や帝政、復古王政下で重用された。ナポレオン時代には外相を務め、ヨーロッパの外交を巧みに操った。復古王政時にはフランスの対外関係を再構築し、バラン条約などを成立させた。その老練な交渉術と柔軟な立ち回りは「政治の老いる者」と評された。 1838年に84歳で没し、長い政治人生を終えた。

1838年タレーラン＝ペリゴールフランス革命 1754年

明治4年3月28日

毛利敬親

(1819 - 1871)

長州藩主

幕末から明治期にかけての長州藩主として改革を推進した大名。

毛利敬親は1819年に長州藩第12代藩主として跡を継いだ。藩政改革を行い、財政再建や軍制整備を推進した。尊王攘夷運動では長州藩を中心に活動し、幕府との対立を経て維新へと導いた。明治維新後は新政府の参与として政治に貢献し、藩知事に任命された。 1871年に大名制廃止で領地を返上し、華族として華族院に列した。同年、52歳で死去した。

1871年明治 3月28日毛利敬親長州藩主 1819年

1875年

ジョン・C・ブレッキニリッジ

(1821 - 1875)

第14代アメリカ合衆国副大統領

アメリカ合衆国第14代副大統領を務めた政治家。

ジョン・C・ブレッキニリッジは1821年にケンタッキー州で生まれた。 1857年に36歳で副大統領に就任し、当時最年少の副大統領記録を樹立した。南北戦争前の緊張期に政治的手腕を発揮し、合衆国政府の分裂を巡って活動した。戦争勃発後は南軍に加わり、准将として指揮を執った。戦後は亡命生活を送り、1875年に国外で死去した。その複雑な経歴はアメリカ史における譲れない論争を象徴している。

1875年ジョン・C・ブレッキニリッジアメリカ合衆国副大統領 1821年

1890年

沼間守一

(1844 - 1890)

ジャーナリスト、自由民権運動の活動家、東京府会議長

ジャーナリスト自由民権運動の活動家東京府会議長

ジャーナリストとして明治期の自由民権運動を支えた政治活動家。

沼間守一は1844年に生まれ、新聞を通じて自由民権運動を積極的に報道・支援しました。地方政治の発展を目指し、後に東京府会議長として地域行政に参画しました。公職とジャーナリズムを両立させ、言論の自由と民主的政治の基盤形成に貢献した人物です。

1890年沼間守一ジャーナリスト自由民権運動活動家東京府 1844年

1908年

徳川義礼

(1863 - 1908)

貴族院議員

徳川家出身の貴族院議員として明治期の政治に関与した人物。

徳川義礼は1863年生まれの旧幕臣出身で、明治時代に貴族院議員として国政に参加しました。旧徳川幕府の家系としての立場から、伝統と近代化の間で政治活動を行いました。議員として法案審議に携わり、近代日本の議会制度の発展に貢献しました。

1908年徳川義礼貴族院議員 1863年

1917年

チャールズ・ブルック

(1829 - 1917)

第2代サラワク王

第2代サラワク王として領地拡大と統治に努めたイギリス人王侯。

チャールズ・ブルックは1829年に生まれ、第1代ラジャブヌー・ブルックの甥としてサラワクの統治を継承しました。植民地的要素と現地住民との協調を図りながら、サラワクの領土と経済を発展させました。鉄道やインフラ整備を推進し、また行政制度の整備にも尽力した統治者として評価されています。

1917年チャールズ・ブルックサラワク王 1829年

2004年

イッズッディーン・サリーム

(1943 - 2004)

イラク統治評議会議長

イラク統治評議会の議長として国家再建に尽力した政治家。

イッズッディーン・サリームは1943年に生まれ、イラク統治評議会の議長を務めました。 2003年の評議会設立以降、国政の舵取りを行い、戦後イラクの復興に携わりました。宗派や政治的対立が激しい時期において、調整役としての役割が期待されました。評議会再編や移管プロセスに参加し、民主化支援に寄与しました。 2004年5月17日に逝去しました。

2004年イッズッディーン・サリームイラク統治評議会 1943年

2016年

堀内光雄

(1930 - 2016)

政治家、富士急行会長

政治家富士急行会長

2016年堀内光雄政治家富士急行会長 1930年