1843年
イギリスのパディントン スラウ間で世界初の電報業務を開始。
イギリスでパディントンとスラウ間の世界初の商用電信サービスが開始され、通信革命が動き出しました。
1843年5月16日、ロンドンのパディントン駅とスラウ間でクック=ホイットストン式電信による初の商用電報業務が始まりました。
この技術は電磁気を利用して情報を即時伝達し、従来の郵便に比べて劇的に速度が向上しました。
鉄道会社との連携で駅間通信として導入され、運行の安全性向上や旅客案内に寄与しました。
やがて電報網はイギリス国内外に拡大し、世界規模の通信インフラへと発展しました。
この業務開始は産業革命を支える重要技術革新として歴史に刻まれています。
1843年
パディントン
スラウ
電報
1919年
アルバート・リードらの搭乗するカーチスNC4飛行艇ほか2機が、トレバシー湾から大西洋横断飛行でポルトガルのアゾレス島を目指し出発した。
カーチスNC4飛行艇らがトレバシー湾から出発し、大西洋横断飛行に挑みました。
アゾレス島到達を目指した歴史的な飛行です。
1919年5月16日、アルバート・リード大尉らが操縦するカーチスNC4飛行艇を含む3機が出発。
出発地はカナダ・ニューファンドランドのトレバシー湾でした。
目的地は大西洋を越えポルトガルのアゾレス諸島で、航程は約3,000キロ。
当時の飛行艇は航続距離や気象条件など多くの課題を抱えていました。
NC4飛行艇は他の機体と別れ、途中トラブルもありながらも最初にアゾレス島に到達しました。
これが世界初の大西洋横断飛行として公式に認められました。
1919年
アルバート・リード
英語版
カーチスNC4飛行艇
大西洋横断飛行
アゾレス島
1954年
京都市内で大気圏内核実験に伴う放射性物質を含んだ雨(いわゆる放射能雨)が観測。8万6760カウントが計測された。
京都市で大気圏核実験の影響とみられる放射能雨が観測され、放射線量が計測されました。
1954年5月16日、京都市で大気圏内核実験の影響とみられる放射性物質を含む雨が観測されました。
観測器は8万6760カウントを計測し、広範な核実験の危険性を実感させました。
当時、核実験による放射性降下物の国内到達は大きな社会問題となりました。
この事象は原水爆禁止運動など反核運動の機運を高める一因となりました。
以後、放射能の影響調査や防護体制の整備が進められました。
1954年
京都市
核実験
放射性物質
1960年
セオドア・メイマンがルビー結晶によるレーザー発振(ルビーレーザー)を初めて実現。
セオドア・メイマンが世界初のルビーレーザー発振に成功しました。
1960年5月16日、アメリカの物理学者セオドア・メイマンがルビー結晶を用いたレーザー発振を初めて実現しました。
この発明は「レーザー」の実用化において画期的な成果となりました。
高出力でコヒーレントな光源は通信や医療、計測技術など多方面に応用されました。
メイマンの研究は後の光エレクトロニクス産業の発展に大きく貢献しました。
レーザー技術の黎明期を象徴する重要なマイルストーンです。
セオドア・メイマン
レーザー
ルビーレーザー
1969年
ベネラ計画: ソ連の探査機「ベネラ5号」が金星に着陸。
1969年5月16日、ソ連の探査機ベネラ5号が金星に着陸しました。
ベネラ計画の一環として打ち上げられたベネラ5号は、1969年5月16日に金星大気圏に突入し、無事着陸に成功しました。着陸後、数分間にわたり大気データや気圧、温度などを地上へ送信し、金星表面の環境解明に貢献しました。探査機は高温高圧の過酷な条件下でも動作し、ソ連が宇宙探査で達成した技術的成果の一つとされています。このミッションは後の金星探査計画に道を開きました。
1969年
ベネラ計画
ソ連
ベネラ5号
金星
1977年
初の実用的なパーソナルコンピュータ「Apple II」が発売。
1977年5月16日、初の実用的なパーソナルコンピュータ「Apple II」が発売されました。
Apple社が開発したApple IIは、1977年5月16日に発売された最初の量産型パーソナルコンピュータの一つです。カラーグラフィックや内蔵キーボード、拡張スロットを備え、ビジネスや教育分野で広く利用されました。その高い汎用性と操作性はコンピュータ普及の転機となり、後のパーソナルコンピュータ市場を牽引しました。スティーブ・ジョブズらのイノベーション精神を象徴する製品です。
1977年
パーソナルコンピュータ
Apple II