05月16日の誕生日 | calendar.web-standard.org

天文21年4月23日

誠仁親王

(1552 - 1586)

正親町天皇第五皇子

室町時代後期の皇族、正親町天皇の第五皇子。

誠仁親王は天文21年（1552年）4月23日に生まれた、正親町天皇の第五皇子です。幼少期は宮廷において皇子としての教育を受け、諸儀式に参加しました。成人後は公務に携わった記録は乏しいものの、皇室の中心人物として宮廷文化の維持に寄与しました。享年34である1586年に薨去し、宮廷の系譜にその名を残しています。

1552年天文 4月23日誠仁親王正親町天皇 1586年

1611年

インノケンティウス11世

(1611 - 1689)

第240代ローマ教皇

17世紀のローマ教皇（在位1676–1689）。

インノケンティウス11世（Benedetto Odescalchi）は1611年に生まれ、第240代ローマ教皇として1676年に選出されました。教会改革に熱心に取り組み、教皇領の行政・財政を立て直したほか、対オスマン帝国戦争への資金援助を行いました。また、ルイ14世との衝突を経て教皇権の独立を守り抜くなど、宗教的・政治的影響力を発揮しました。 1689年に逝去し、その清廉な人物像は後に聖人として称えられました。

1611年インノケンティウス11世ローマ教皇 1689年

正徳4年3月25日

西尾忠需

(1716 - 1789)

第3代横須賀藩主

江戸時代中期の大名、横須賀藩第3代藩主。

西尾忠需は正徳4年（1716年）3月25日に生まれ、享保期の横須賀藩主を務めました。第3代藩主として財政再建や藩校の設立など藩政改革に取り組んだと伝えられています。また、領民統治においても学問奨励を重視し、藩士の育成に力を注ぎました。 1789年に亡くなるまで、藩の基盤強化と文化振興を両立させた大名として評価されています。

1716年正徳 3月25日西尾忠需横須賀藩主 1789年

1718年

マリア・ガエターナ・アニェージ

(1718 - 1799)

数学者

18世紀イタリアの女性数学者。

マリア・ガエターナ・アニェージは1718年にボローニャで生まれた女性数学者です。彼女は分析学の入門書『解析序説（Instituzioni analitiche）』を執筆し、数学教育に貢献しました。ボローニャ大学で教壇に立つなど、当時としては異例の地位を獲得しました。また、欧州各地の学術アカデミーに迎えられ、男女の区別を越えて高い評価を得ました。 1799年に没するまで、学問の発展と女性の知的地位向上に寄与しました。

1718年マリア・ガエターナ・アニェージ数学者 1799年

1763年

ルイ＝ニコラ・ヴォークラン

(1763 - 1829)

化学者

フランスの化学者。ベリリウムとクロムを発見。

ルイ＝ニコラ・ヴォークランは1763年にフランスで生まれた化学者です。 1797年にベリリウムの発見を報告し、1798年にはクロムを単離することに成功しました。さらに1806年にはアスパラギンを発見し、アルカロイド化学の発展に貢献しました。パリ大学で教授を務め、多くの後進を指導したほか、フランス科学アカデミー会員として活躍しました。 1829年に逝去し、元素化学の礎を築いた人物として知られています。

1763年ルイ＝ニコラ・ヴォークラン化学者 1829年

1788年

フリードリヒ・リュッケルト

(1788 - 1866)

詩人、東洋学者

詩人東洋学者

ドイツの詩人かつ東洋学者。

フリードリヒ・リュッケルトは1788年に生まれたドイツの詩人であり東洋学者です。ベルリンやハイデルベルクで学び、アラビア語やサンスクリット語に精通しました。東洋文学や文化を西洋に紹介する著作を複数出版し、オリエンタリズムの発展に寄与しました。自身も詩作を行い、ドイツ詩壇において東洋主題を取り入れた先駆者とされます。 1866年に亡くなるまで、学術と言語研究の両面で活躍しました。

1788年フリードリヒ・リュッケルト詩人東洋学者 1866年

1801年

ウィリアム・スワード

(1801 - 1872)

アメリカ合衆国国務長官

アメリカの政治家。リンカーン政権で国務長官を務め、アラスカ購入を実現。

ウィリアム・スワードは1801年に生まれたアメリカの政治家で、第24代国務長官として1861年から1869年まで在任しました。リンカーン政権下で南北戦争時の外交を統括し、イギリスやフランスの介入を未然に防ぎました。また1867年にはロシアからアラスカを3,700万ドルで購入し、『スワードの愚行』と揶揄されながらも後に大成功と評価されました。上院議員やニューヨーク州知事も歴任し、反奴隷制運動の推進役としても知られています。 1872年に逝去しました。

1801年ウィリアム・スワードアメリカ合衆国国務長官 1872年

文化11年3月27日

平野長発

(1814 - 1854)

第9代田原本領主

江戸時代後期の大名、田原本藩第9代藩主。

平野長発は文化11年（1814年）3月27日に生まれ、田原本藩第9代藩主となりました。藩政では領民生活の安定や財政再建に努め、年貢制度の見直しを進めたとされます。また、藩校の整備や学問奨励を行い、藩士育成にも力を注ぎました。安政元年（1854年）に亡くなるまで、地方藩主として地域社会の発展に寄与しました。

1814年文化 3月27日平野長発田原本領主 1854年

1821年

パフヌティ・チェビシェフ

(1821 - 1894)

数学者

ロシアの数学者。チェビシェフ多項式や不等式で知られる。

パフヌティ・チェビシェフは1821年に生まれたロシアの数学者です。チェビシェフ多項式やチェビシェフ不等式など、解析学や数論の基礎を築きました。モスクワ大学で教鞭を取り、多くの数学者を育成し、ロシア数学界の中核を担いました。確率論や統計学への応用研究も先駆的に行い、後世に大きな影響を与えました。 1894年に没しました。

1821年パフヌティ・チェビシェフ 1894年

文政4年4月15日

西尾忠受

(1821 - 1861)

第7代横須賀藩主

江戸時代後期の大名、横須賀藩第7代藩主。

西尾忠受は文政4年（1821年）4月15日に生まれ、横須賀藩第7代藩主として藩政を担いました。幕末の動乱期に当たり、外交問題や内政改革に取り組んだ史料も残されています。藩財政の見直しや教育制度の整備を進め、藩士の士気向上を図りました。 1861年に没し、激動の時代を生き抜いた大名として知られています。

文政 4月15日西尾忠受 1861年

1823年

ハイマン・シュタインタール

(1823 - 1899)

言語学者

ドイツの言語学者・哲学者。民族心理学（Völkerpsychologie）の創始者の一人。

1823年に生まれ、ベルリン大学で学んだ。 19世紀の言語学発展に大きく貢献し、言語と文化の関係を研究。民族心理学（Völkerpsychologie）の概念を提唱し、言語現象を集団心理の一部と捉えた。フランツ・ブレンターノやカール・スタンレー・ジューンと交流を深めた。多くの論文や著作を通じて後世の心理学・言語学研究に影響を与えた。 1899年に没。

1823年ハイマン・シュタインタール言語学者 1899年

文政13年閏3月24日

西郷頼母

(1830 - 1903)

幕末期会津藩の家老

幕末期の会津藩家老として藩政を支えた。

1830年に会津藩に生まれ、家老として藩政に関与。戊辰戦争では会津藩の防衛を指揮する立場を担った。明治維新後は、新政府の下で旧士族の救済に努めた。藩士としての誇りを持ち続け、地域社会の発展に寄与。 1903年に没。

1830年閏 3月24日西郷頼母幕末会津藩家老 1903年