05月15日の誕生日 - 科学者・研究者

1845年

イリヤ・メチニコフ

(1845 - 1916)

微生物学者

微生物学者として免疫学の基礎を築いたロシア出身の科学者。

イリヤ・メチニコフは1845年にロシア帝国で生まれ、動物学と細菌学を学びました。白血球による食作用（貪食作用）を発見し、免疫の仕組みを解明する道を切り開きました。パスツール研究所で研究を続け、1908年にポール・エーリッヒと共にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。老化研究にも着手し、「長寿の研究」に関する業績を残しました。 1916年に没し、その研究は現代免疫学や老化学に大きな影響を与えました。

1845年イリヤ・メチニコフ 1916年

1857年

ウィリアミーナ・フレミング

(1857 - 1911)

天文学者

スコットランド生まれの天文学者。女性天文学者のパイオニアとして活躍した。

ウィリアミーナ・フレミング（1857-1911）はスコットランド出身の天文学者である。ハーバード大学天文台で星の分光分類を行い、約10万以上の星を分類した。馬頭星雲の初期写真撮影や複数の新星の発見にも貢献した。彼女の分類法は「フィレミング分類法」として知られ、後世の天文学研究に大きな影響を与えた。多くの女性研究者の道を開いた先駆者である。

1857年ウィリアミーナ・フレミング天文学者 1911年

1859年

ピエール・キュリー

(1859 - 1906)

物理学者

フランスの物理学者。放射能研究の先駆者としてノーベル賞を受賞した。

ピエール・キュリー（1859-1906）はフランスの物理学者である。妻のマリー・キュリーと共に放射能の研究を進め、ラジウムやポロニウムを発見した。1903年にノーベル物理学賞を受賞し、放射線の性質解明に大きく貢献した。結晶磁気分極効果（キュリー効果）やキュリー温度の概念を確立し、磁性体の研究を発展させた。彼の研究は医学やエネルギー開発など多方面に応用され、現代物理学に多大な影響を与えている。

1859年ピエール・キュリー物理学者 1906年

1882年

羽田亨

(1882 - 1953)

歴史学者

1882年羽田亨歴史学者 1953年

1886年

石橋智信

(1886 - 1947)

宗教学者

1886年石橋智信 1947年

1892年

大塚金之助

(1892 - 1977)

経済学者

1892年大塚金之助経済学者 1977年

1899年

山極三郎

(1899 - 1993)

動物学者、病理学者、元帯広畜産大学学長

動物学者病理学者元帯広畜産大学学長

日本の動物学者、病理学者。帯広畜産大学学長を務めた。

1899年山極三郎帯広畜産大学 1993年

1903年

マリア・ライヘ

(1903 - 1998)

考古学者

ドイツの考古学者。古代文明の研究を行った。

1903年マリア・ライヘ考古学者 1998年

1915年

ポール・サミュエルソン

(1915 - 2009)

近代経済学者、ノーベル経済学賞受賞者

近代経済学者ノーベル経済学賞受賞者

アメリカの経済学者。アメリカ人として初のノーベル経済学賞受賞者。

ポール・サミュエルソンは1915年アメリカ生まれ。経済学に数学的手法を導入し、理論経済学の礎を築いた。代表作は教科書『Economics: An Introductory Analysis』。 1970年にノーベル経済学賞を受賞し、その功績は世界的に評価された。多くの学生や研究者に影響を与え続けた。 2009年に93歳で亡くなった。

1915年ポール・サミュエルソン経済学者ノーベル経済学賞 2009年

1927年

高橋太郎

(1927 - 2006)

言語学者

日本の言語学者。日本語研究を専門とした。

1927年に生まれ、言語学の研究を行う。日本語の構造や方言に関する論文を多数発表した。学術界で高い評価を受け、後進の育成にも務めた。 2006年に逝去。

高橋太郎 2006年

1932年

ブラジ・カチュル

(1932 - 2016)

言語学者

言語学者。

1932年ブラジ・カチュル言語学者 2016年

1944年

ウルリッヒ・ベック

(1944 - 2015)

社会学者

ドイツの社会学者。リスク社会論で国際的に高く評価された人物。

ウルリッヒ・ベックは1944年生まれのドイツの社会学者。ミュンヘン大学教授などを歴任し、『リスク社会』で近代化に伴うリスクの問題を提唱した。個人化やグローバル化の進展に着目し、現代社会の構造変化を鋭く分析。その理論は国際的に大きな反響を呼び、社会学研究に多大な影響を与えた。 2015年に逝去した。

1944年ウルリッヒ・ベック社会学者 2015年