アヤメ (菖蒲)

学名: Iris sanguinea
科名: アヤメ科

花言葉

  • 気まぐれ
  • 良い便り
  • メッセージ

特徴

花色:

説明

「菖蒲」と書いて「アヤメ」と読ませるのが普通です。「いずれがアヤメかカキツバタ」という美人の形容詞がありますが、アヤメは陸地、カキツバタは湿地の植物です。5月から6月に紫や青紫、白の可憐な花を咲かせ、花は一日花ですが次々と咲くため長く楽しめます。

豆知識

  • 「いずれアヤメかカキツバタ」は美人を表現する有名な故事
  • ギリシャ神話の虹の女神イリスが名前の由来
  • 一日花だが次々と咲くため長期間楽しめる
  • 陸地に咲くアヤメと湿地に咲くカキツバタの違いがポイント

利用方法

観賞用
  • 庭植え
  • 鉢植え
  • 切り花
  • 日本庭園
  • 水辺の植栽
薬用
  • 根茎は健胃、利尿作用があるとされる

注意: 有毒植物のため薬用利用は危険

食用

有毒のため食用不可

その他
  • 文学作品の題材
  • 伝統工芸の意匠
  • 俳句の季語

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 全草, 特に根茎

症状: 下痢、嘔吐、胃腸炎などの消化器症状

セイヨウシャクナゲ (西洋石楠花)

学名: Rhododendron hybridum
科名: ツツジ科

花言葉

  • 尊厳
  • 威厳
  • 荘厳

特徴

花色:

説明

19世紀にイギリスのプラントハンターがヒマラヤや日本からシャクナゲを持ち帰ると、人々はその美しさに魅了されたそうです。その後、豪華な花を求めて交配が重ねられ、明治以降に日本にも逆輸入されるようになりました。花が大きく、花色もカラフルで数多くの品種があります。

豆知識

  • 19世紀のプラントハンターがヒマラヤから持ち帰った
  • 花木の女王と呼ばれる美しさ
  • 葉・茎・花・蜜すべてに毒性がある
  • 日本から逆輸入された改良品種も多い

利用方法

観賞用
  • 庭木
  • 公園植栽
  • 盆栽
  • 切り花
  • コンテナガーデン
薬用

注意: 有毒植物のため薬用利用は危険

食用

有毒成分のため食用不可

その他
  • 園芸育種の親品種
  • 高級造園材料
  • 観光資源

毒性

毒性レベル: 強い

有毒部位: 全草, 葉, 茎, 花, 蜜

症状: 嘔吐、下痢、不整脈、頭痛、めまい、重症時は心停止

ドクダミ (蕺草)

学名: Houttuynia cordata
科名: ドクダミ科

花言葉

  • 白い追憶
  • 野生

特徴

花色:

説明

日本から中国、ヒマラヤ、東南アジアにかけての広い地域に分布する多年草です。湿った陰地に群生し、全体に特有の臭気があります。古くから民間薬として利用され、生薬としては十薬(じゅうやく)と呼ばれます。ベトナムではハーブだけでなく、野菜としても利用されています。

豆知識

  • 名前に「ドク」とあるが実際は無毒
  • 生薬名は「十薬」で十の効能があるとされる
  • ベトナムでは春巻きの具として利用される
  • 日本では古くから民間薬として親しまれてきた

利用方法

観賞用
  • グランドカバー
  • 日陰の庭園
  • 自然庭園
  • 野草園
薬用
  • 利尿作用
  • 便通改善
  • 皮膚炎の治療
  • 抗菌作用

注意: 過剰摂取は下痢や腹痛を引き起こす可能性。腎臓疾患のある方は注意

食用
その他
  • 生薬(十薬)
  • 健康茶の原料
  • 民間療法

毒性

症状: 無毒だが、過剰摂取により消化器症状が出る可能性