1960年

日米安全保障条約改定に反対するデモ隊約10万人が国会を取り囲む。

1960年5月14日、改定日米安全保障条約に反対する約10万人の抗議デモが国会を包囲した。
1951年の旧日米安全保障条約を改定した新条約に対し、全国で学生や労働組合を中心とした反対運動が激化した。 1960年5月14日には約10万人のデモ隊が国会議事堂周辺に集結し、国会を取り囲んだ。 警官隊との衝突や混乱は大規模となり、連日メディアを賑わせた。 当時の岸信介内閣は強行採決を断行したが、社会的反発は最高潮に達した。 この一連の抗議活動は「安保闘争」と総称され、日本の戦後政治や市民運動の転換点となった。
1960年 日米安全保障条約