1912年

イギリス陸軍航空隊(イギリス空軍の前身の一つ)設立。

イギリス陸軍航空隊が設立され、後にイギリス空軍へと発展する航空戦力の基礎が築かれた。
1912年5月13日、イギリス陸軍航空隊(Royal Flying Corps)は設立されました。これは世界初期の軍用航空部隊の一つであり、後のイギリス空軍創設の礎となりました。設立当初は偵察機を中心に運用し、航空機の戦術的有用性を検証しました。H・M・ウィルソン大佐が初代司令官に就任し、航空部隊の組織と訓練を整備しました。第一次世界大戦ではRFCは偵察や爆撃で重要な役割を果たしました。1918年には空軍省の設置に伴い、イギリス空軍(RAF)として独立しました。
1912年 イギリス陸軍航空隊 イギリス空軍
1939年

NHK放送技術研究所が国産テレビの試験電波発信を開始。

NHK放送技術研究所が国産テレビの試験電波送信を開始し、日本のテレビ放送技術の原点となった。
1939年5月13日、NHK放送技術研究所が国産テレビの試験電波送信を開始しました。これは日本初のテレビ実験放送であり、国内テレビ技術の基礎構築を目的としていました。試験波は極超短波を用い、ごく限られた受信機でのみ視聴可能でした。研究所では映像の解像度や音声品質の向上に取り組みました。戦後のテレビ本放送開始に向けた技術検証として重要な役割を果たしました。最初の実用放送は1953年にNHKでスタートしました。
1939年 NHK放送技術研究所 テレビ