長承2年4月7日

法然

(1133 - 1212)

僧、浄土宗の開祖・祖師

浄土宗の開祖・祖師
日本の鎌倉時代初期の僧で、浄土宗の開祖。念仏を唱える法を広め、日本の浄土教に大きな影響を与えた。
1133年美作国(現在の岡山県)に生まれる。比叡山延暦寺で修行後、念仏を中心とした浄土信仰を確立し、専修念仏の教えを説く。1211年に『選択本願念仏集』を著し、誰でも念仏によって往生できると説いた。弟子に親鸞をはじめとする門弟が多く、鎌倉時代の仏教界に新風を巻き起こした。浄土宗は後に日本三大新宗派の一つとして広く信仰を集め、その影響は現代にまで及ぶ。
1133年 長承 4月7日 法然 浄土宗 1212年
1655年

インノケンティウス13世

(1655 - 1724)

第244代ローマ教皇

第244代ローマ教皇
第244代ローマ教皇。教皇職を通じて教会改革と財政再建を図った。
1655年にローマの貴族コント家に生まれる。神学と法学を学び教皇インノケンティウス12世の下で枢機卿を務める。1721年に教皇に選出され、『インノケンティウス13世』と称する。教権の強化と教会財政の立て直しに努め、腐敗撲滅を掲げて宗教裁判や異端審問を維持しつつ中央集権化を進めた。1724年に在位3年で死去し、教会改革の礎を築いた。
1655年 インノケンティウス13世 ローマ教皇 1724年
1792年

ピウス9世

(1792 - 1878)

第255代ローマ教皇

第255代ローマ教皇
史上最長在位の教皇、教義定義や近代教会の基礎を築いた。
1792年にローマ近郊で生まれたピウス9世は、1846年に教皇に選出され、最長在位(31年)を記録しました。 1854年に無原罪の御宿り(Immaculate Conception)の教義を定義し、1870年には第1バチカン公会議を主導しました。 近代国家との対立を経験しつつ教会法の整備を進め、カトリック教会の組織的基盤強化に貢献しました。 1878年に没し、現在の教会運営や教義理解に大きな影響を与えた教皇として知られます。
1792年 ピウス9世 1878年