サツキ (皐月)

学名: Rhododendron indicum
科名: ツツジ科

花言葉

  • 几帳面
  • 節制
  • 貞淑

特徴

花色:

説明

サツキとツツジは別のものと思われることが多いですが、サツキもツツジ属です。サツキはツツジより遅れて咲き、やや花が小型で、ろう細工のような光沢の花を持つことが挙げられるでしょうか。岩肌や渓流の傍らなど過酷な環境でも力強く育つ性質があります。

豆知識

  • 盆栽として400年以上の栽培歴史がある
  • 旧暦5月に咲くことから「皐月」と名付けられた
  • ツツジ科の中でも特に美しい光沢のある花びらを持つ
  • 刈り込みに強く、様々な樹形に仕立てられる

利用方法

観賞用
  • 盆栽
  • 庭木
  • 鉢植え
  • 生け花
薬用

注意: グラヤノトキシンを含むため薬用利用は危険

食用

有毒成分のため食用不可

その他
  • 園芸育種の親品種
  • 観光資源(サツキ祭り等)

毒性

毒性レベル: 中程度

有毒部位: 全草, 花, 葉, 蜜

症状: 嘔吐、痙攣、ふらつき、歩行困難、不整脈、重症時は呼吸停止

ミヤコワスレ (都忘れ)

学名: Gymnaster savatieri
科名: キク科

花言葉

  • 強い意志
  • しばしの慰め
  • また逢う日まで

特徴

花色:

説明

日本に自生するミヤマヨメナの園芸種で、特に手をかけなくても毎年初夏に綺麗に咲いてくれます。青紫系の色が一般的ですが、ピンクの花もあります。江戸時代から栽培され、茶花としても愛されてきた歴史のある花です。

豆知識

  • 順徳天皇の故事から「都忘れ」の名前が付いた
  • 江戸時代から茶花として愛され続けている
  • 青紫色の花が一般的だがピンクの品種もある
  • 手間をかけずに毎年美しく咲く丈夫な植物

利用方法

観賞用
  • 茶花
  • 庭植え
  • 鉢植え
  • 切り花
  • 山野草園
薬用

注意: 特に薬用利用の記録なし

食用

食用利用の記録なし

その他
  • 文学作品の題材
  • 俳句や短歌の季語
  • 日本文化の象徴的植物

毒性

症状: 特に毒性は報告されていない

ボロニア

学名: Boronia pinnata
科名: ミカン科

花言葉

  • 印象的
  • 芳香
  • 心が和む

特徴

花色:

説明

オーストラリア固有の低木で、乾燥した明るい硬葉樹の林内に生えています。可愛い丸い蕾をつけて、星形やベル形の花を枝いっぱいに咲かせます。枝葉は柑橘系の良い香りがして、花が香る品種もあります。別名「ピグミーランタン(小人の提灯)」とも呼ばれます。

豆知識

  • イタリアの植物収集家フランチェスコ・ボローニに因んで命名
  • 栽培難易度が高く上級者向けの植物
  • 一度水切れを起こすと回復が困難
  • オーストラリアには約150種のボロニアが存在

利用方法

観賞用
  • 鉢植え
  • ハンギングバスケット
  • 温室栽培
  • 香りの庭
薬用

注意: 特に薬用利用の記録なし

食用

食用利用の記録なし

その他
  • 精油の抽出
  • 香水の原料
  • アロマテラピー

毒性

症状: 特に毒性は報告されていない

カーネーション

学名: Dianthus caryophyllus
科名: ナデシコ科

花言葉

  • 母への愛
  • 純粋な愛
  • 深い愛

特徴

花色:

説明

南ヨーロッパ、西アジア原産のナデシコ科の多年草です。古代ギリシャ・ローマ時代から愛され、母の日の象徴として世界中で親しまれています。赤いカーネーションは特に「母への愛」を表現する花として重要な意味を持ちます。

豆知識

  • 1907年にアンナ・ジャービスが母の日を提唱した際の象徴花
  • 世界で最も多く栽培されている切り花の一つ
  • 古代ローマではジュピター神に捧げられた
  • 花の名前は「肉色」を意味するラテン語に由来

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • 花壇植え
  • 鉢植え
  • ブーケ
  • コサージュ
薬用
  • 古代では解熱作用があるとされた

注意: 現在は薬用利用されていない

食用
  • 花弁
その他
  • 香水の原料
  • 精油の抽出
  • ドライフラワー

毒性

症状: 特に毒性は報告されていない。古代から食用としても利用された。