日蓮上人伊豆法難会

国・地域: 日本

日蓮宗宗祖日蓮上人の四大法難のひとつに数えられるのが伊豆法難会。日蓮は鎌倉幕府に『立正安国論』上呈後の1261年(弘長元)年5月12日に捕縛され、伊豆に流された。この日身延山久遠寺の祖師堂では『宗祖伊豆法難会』が執り行なわれる他、ゆかりの寺院で法要が営まれる。

鎌倉幕府に捕らえられ伊豆へ配流された日蓮聖人を偲び、法要を行う日です。身延山久遠寺などゆかりの寺院で法難会が営まれます。
日蓮上人伊豆法難会は、鎌倉時代に日蓮が鎌倉幕府に『立正安国論』を上呈後、1261年5月12日に捕縛され伊豆へ配流された歴史的事実を悼む法要です。全国の日蓮宗系寺院、とくに身延山久遠寺では、この日に『宗祖伊豆法難会』が毎年厳修されます。法要では僧侶による読経や法話が行われ、日蓮聖人の教えと苦難の歴史を学びます。参拝者は法要に参加し、法難に耐え抜いた日蓮の信念を偲ぎながら祈りを捧げます。地域の寺院でも同様に法要や法話が催され、信徒や一般の参拝者が集います。
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