日蓮上人伊豆法難会

国・地域: 日本

日蓮宗宗祖日蓮上人の四大法難のひとつに数えられるのが伊豆法難会。日蓮は鎌倉幕府に『立正安国論』上呈後の1261年(弘長元)年5月12日に捕縛され、伊豆に流された。この日身延山久遠寺の祖師堂では『宗祖伊豆法難会』が執り行なわれる他、ゆかりの寺院で法要が営まれる。

鎌倉幕府に捕らえられ伊豆へ配流された日蓮聖人を偲び、法要を行う日です。身延山久遠寺などゆかりの寺院で法難会が営まれます。
日蓮上人伊豆法難会は、鎌倉時代に日蓮が鎌倉幕府に『立正安国論』を上呈後、1261年5月12日に捕縛され伊豆へ配流された歴史的事実を悼む法要です。全国の日蓮宗系寺院、とくに身延山久遠寺では、この日に『宗祖伊豆法難会』が毎年厳修されます。法要では僧侶による読経や法話が行われ、日蓮聖人の教えと苦難の歴史を学びます。参拝者は法要に参加し、法難に耐え抜いた日蓮の信念を偲ぎながら祈りを捧げます。地域の寺院でも同様に法要や法話が催され、信徒や一般の参拝者が集います。
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ザリガニの日

国・地域: 日本

1927年神奈川県の養殖業者により、ウシガエルの餌としてアメリカのニューオーリンズからアメリカザリガニが持ち込まれた日による。

アメリカザリガニが日本に持ち込まれた1927年の出来事を記念する日です。
1927年5月12日、神奈川県の養殖業者がウシガエルの餌用としてアメリカのニューオーリンズからアメリカザリガニを輸入した日を由来としています。当初は養殖用の餌として持ち込まれましたが、その後自然繁殖し全国に広がりました。一部では外来種問題として社会的議論を呼び、湖沼環境への影響が取り上げられることもあります。また食材やペットとしての利用、研究対象としての需要など多様な側面を持つ生物です。ザリガニの日には観察会やクリーンアップ活動が行われ、外来種や生態系保護への関心を高めます。
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海上保安の日

国・地域: 日本

1948年のこの日に海上保安庁が開庁したことを記念。海上保安庁が1948年に「海上保安庁開庁記念日」として制定し、2000年より「海上保安の日」に改称した。

海上保安庁の開庁を記念し、安全な海を守る活動を振り返る日です。
1948年5月12日に海上保安庁が発足したことを記念して制定された記念日です。当初は『海上保安庁開庁記念日』と呼ばれていましたが、2000年から『海上保安の日』に改称されました。この日は、巡視船の一般公開や海洋安全に関するシンポジウムなど各種行事が全国で行われます。海難救助訓練や啓発展示を通じて、海上交通の安全確保や海洋環境保全の重要性を広く周知します。海上保安官の功績を称え、次世代への関心を喚起する機会となっています。
日本 1948年 海上保安庁 2000年

防災の日(防災減災デー)

国・地域: 中華人民共和国

防災意識を高め、対策を促進するため、2009年に中国国家減災委員会と中国民政部が制定。日付は2008年のこの日、中華人民共和国四川省アバ・チベット族チャン族自治州汶川県を震央とするマグニチュード8.0の巨大地震(四川大地震)が発生したことから。

中国で2008年の四川大地震を契機に制定された、防災意識向上と減災対策を推進する日です。 毎年5月12日に防災訓練や啓発活動が行われます。
2009年、中国国家減災委員会と民政部が、2008年5月12日に発生した四川大地震を教訓とし、災害への備えを促すために制定。 記念日は大地震の発生した5月12日に合わせられ、防災意識を喚起し、減災対策の重要性を広く伝えることを目的としている。 各地で防災訓練や避難所運営などの実践的なプログラムが実施され、住民や企業、学校が連携した取り組みが行われる。 メディアを通じた啓発キャンペーンや防災教育イベントにより、防災知識の普及と自助・共助の強化が図られている。 近年は技術を活用した早期警戒システムや地域防災計画の見直しが進められ、災害に強い社会づくりが推進されている。
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