1941年

コンラート・ツーゼが世界初の完全動作するプログラム制御式コンピュータ「Zuse Z3」を公開。

コンラート・ツーゼが世界初のプログラム制御式電気機械式コンピュータ『Zuse Z3』を公開しました。
1941年5月12日、ドイツの技術者コンラート・ツーゼは世界初のプログラム制御式電気機械式コンピュータ『Zuse Z3』を公開しました。 Z3は真空管ではなく中型リレーを用いて計算を行う機械で、プログラムは穴あきテープで制御されました。 当時の技術としては革新的で、現代のコンピュータの基本概念を提示しました。 計算速度は毎秒約50~100演算とされ、科学技術計算や暗号解析への応用が期待されました。 戦後のデジタルコンピューティング発展の礎となった点で高く評価されています。
1941年 コンラート・ツーゼ Zuse Z3
1965年

ソ連の月探査機「ルナ5号」が月面に衝突。

ソ連の無人月探査機ルナ5号が月面に衝突しました。
1965年5月12日、ソ連の無人月探査機『ルナ5号』が月面への衝突に成功しました。 ルナ5号は月の裏側への着陸を目指して設計された探査機ですが、姿勢制御系の故障で軟着陸には失敗しました。 それでも月面衝突はデータ収集の一環として計画されており、月表面のデータを送信。 このミッションはソ連の月探査計画における重要な一歩であり、後続の成功につながる技術的知見が得られました。 NASAとの宇宙開発競争(宇宙開発競争)の中で両国の探査機が相次いで月に到達し注目を集めました。
1965年 ルナ5号
1984年

NHKがテレビ衛星放送の試験放送を開始。

1984年5月12日、NHKがテレビ衛星放送の試験放送を開始しました。
1984年5月12日、NHKは衛星通信を利用したテレビ衛星放送の試験放送を開始した。 当初は高精細度実験放送として、映像・音声の品質検証が主な目的だった。 この試験放送は後の衛星放送制度導入に向けた技術的基盤づくりとなった。 受信には専用のパラボラアンテナが必要とされ、視聴環境の整備も進められた。 その後、1989年に正式に衛星テレビ放送サービスが開始された。
1984年 NHK テレビ 衛星放送