アザミ (薊)

学名: Cirsium japonicum
科名: キク科

花言葉

  • 独立
  • 報復
  • 厳格

特徴

花色:

説明

日本原産のノアザミから改良されたキク科の植物です。ドイツアザミの別名は、大正時代の園芸商が新しい花を売り出すのに名づけたといわれています。北半球の広範囲に自生しており、亜熱帯の海岸から亜高山帯まで、様々な環境に適応しています。

豆知識

  • スコットランドの国花として500年以上の歴史がある
  • 根は「ヤマゴボウ」として食用に利用される
  • 全世界に250種以上が存在する
  • 有毒なヤマゴボウ科植物と混同されやすいため注意が必要

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • ドライフラワー
  • 野草園
  • 自然風庭園
薬用
  • 健胃作用
  • 利尿作用
  • 解毒作用
  • 神経痛の緩和

注意: 棘があるため取り扱いに注意が必要

食用
  • 若い茎葉
その他
  • 生薬(薊根)として利用
  • 野生動物の食料
  • 蜜蜂の蜜源

毒性

症状: 毒性はないが、棘による物理的な怪我に注意

ジギタリス (狐の手袋)

学名: Digitalis purpurea
科名: オオバコ科

花言葉

  • 熱い思いは隠せません
  • 不誠実
  • 胸のうち

特徴

花色:

説明

初夏に1メートル以上の茎の先に、釣鐘形の花を穂状に咲かせます。ロマンチックでありながら野性味も漂わせて咲く姿はオールドローズなどとの相性も申し分無しです。学名はラテン語の「指」に由来し、花が指にかぶせるサックのような形をしていることにちなんでいます。

豆知識

  • 心臓病治療薬ジゴキシンの原料として現在も使用される
  • コンフリーと葉の形が似ているため誤食事故が発生
  • 1776年にウィリアム・ウィザリングが強心剤効果を発表
  • 全草に致命的な毒性があるが美しい花で愛される

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • 花壇植え
  • コテージガーデン
  • 自然風庭園
薬用
  • 強心剤として医療に使用

注意: 非常に危険な有毒植物のため、一般使用は厳禁

食用

全草有毒のため食用不可

その他
  • 医薬品原料
  • 園芸育種の親品種

毒性

毒性レベル: 強い

有毒部位: 全草, 葉, 根, 花, 種子

症状: 胃腸障害、嘔吐、下痢、不整脈、頭痛、めまい、重症時は心停止により死亡

カンパニュラ (風鈴草)

学名: Campanula medium
科名: キキョウ科

花言葉

  • 幸せに感謝します
  • 誠実
  • 感謝

特徴

花色:

説明

カンパニュラとはギリシャ語で「小さい鐘」という意味です。ヨーロッパでは古くから栽培されてきました。60センチから100センチほどのすらりと伸びた茎に、青紫、ピンク、白等の鐘形の花を沢山咲かせます。中世ヨーロッパでは修道院で薬用・食用として利用されていました。

豆知識

  • 名前は「小さな鐘」を意味するギリシャ語に由来
  • 中世ヨーロッパで修道院の薬草として利用された
  • 約300種が存在し多様性に富む
  • 風鈴のような花形が日本人に親しまれる理由

利用方法

観賞用
  • 切り花
  • 鉢植え
  • ハンギングバスケット
  • 花壇植え
薬用
  • 不眠症の改善
  • 神経過敏の治療
  • 消化促進

注意: 現在は一般的な薬用利用は推奨されていない

食用
  • 根(一部の種のみ)
その他
  • 蜜蜂の蜜源
  • ドライフラワー
  • 園芸教育材料

毒性

症状: 特に毒性は報告されていない