1940年

北海道枝幸村で発生した山火事が市街地へと延焼。死者16人、家屋焼失547戸。

北海道枝幸村で発生した山火事が市街地まで延焼し、多数の被害を出しました。
1940年5月11日未明、北海道北部の枝幸(えさし)村で山火事が発生しました。 乾燥した気候と強風により炎が勢いよく拡大し、隣接する市街地にまで延焼しました。 この火災により家屋547戸が焼失し、住民16名が命を落とす悲惨な被害となりました。 消火活動は地元住民や消防団によって昼夜を問わず行われましたが、激しい炎に阻まれ困難を極めました。 火災後の復興では仮設住宅の提供や植林活動が進められ、地域社会は再建に向けた歩みを始めました。
1940年 北海道 枝幸村 山火事
1955年

国鉄宇高連絡船・紫雲丸が第三宇高丸に衝突し沈没、修学旅行中の児童ら168人が死亡する紫雲丸事故が発生。この大惨事が瀬戸大橋建設のきっかけになる。

国鉄宇高連絡船「紫雲丸」が衝突沈没し、168人が犠牲となる大事故が発生しました。
1955年5月11日、国鉄宇高連絡船「紫雲丸」が第三宇高丸と衝突し瀬戸内海で沈没しました。 この事故で修学旅行中の児童ら合わせて168名が死亡・行方不明となり、戦後最大級の海難事故となりました。 事故調査では航路管理の不備や運航時の判断ミスが指摘され、運輸安全対策の重要性が浮き彫りになりました。 惨事の衝撃は社会に大きな悲しみを呼び、海上交通の安全基準見直しが進められました。 また、この事故を契機に瀬戸大橋構想が再検討され、将来の交通網強化へとつながりました。
1955年 国鉄 宇高連絡船 紫雲丸 第三宇高丸 沈没 紫雲丸事故 瀬戸大橋
1985年

イギリス・ブラッドフォードのサッカー場で火災が発生し、死者50人以上を出す。(ブラッドフォード・サッカー場火災)

イギリス・ブラッドフォードのサッカー場で発生した大規模火災。観客席が焼失し、50名以上が犠牲になった惨事。
1985年5月11日、イギリス北部ブラッドフォードのサッカー場で発生した火災は、スタンド下部のごみ置き場付近から出火したと考えられます。燃え広がった炎は数分で観客席を襲い、避難が間に合わず50名以上が死亡、80名以上が負傷しました。この事故はスタジアムの安全基準改善を促し、木製スタンドの撤去や避難経路の明確化といった対策が全国で実施されました。また、同様の事故を防ぐための防災訓練や観客動線の整備が強化され、現代のスポーツ施設安全管理の礎となりました。
1985年 ブラッドフォード サッカー 火災 ブラッドフォード・サッカー場火災
1996年

バリュージェット航空592便墜落事故。

1996年に発生したバリュージェット航空592便の墜落事故。乗客乗員全員が犠牲となった悲劇的な出来事。
1996年5月11日、フロリダ州マイアミ空港を離陸したバリュージェット航空592便は飛行中に貨物室から発生した火災が原因で制御を失い、エバーグレーズ湿原に墜落しました。この事故で乗客と乗員合わせてすべての搭乗者が死亡し、合計110名以上の命が失われました。調査の結果、空調ダクト内にあった塗料溶剤が揮発し引火したことが原因と判明し、危険物取り扱いの規制強化が求められました。事故後、FAA(連邦航空局)は貨物室の消火システム改良や危険物運搬基準の見直しを実施し、航空機の安全性向上に繋げられました。
1996年 バリュージェット航空592便墜落事故
2011年

スペイン南部地震、マグニチュード5.1で9人が死亡。

スペイン南部でマグニチュード5.1の地震が発生し、9人が死亡した災害です。
2011年5月11日、スペイン南部でマグニチュード5.1の地震が発生しました。地震の震源は南部の深さ約10kmと推定され、市街地を中心に強い揺れが観測されました。倒壊した建物の下敷きになるなどして9人が死亡、多数が負傷しました。インフラや住宅にも大きな被害が出て、一時的に道路や鉄道が寸断されました。救援活動や復旧作業が急がれ、被災地では住民支援や避難所設置などが行われました。スペイン政府は地震の被害状況を調査し、耐震対策の強化を検討しました。
2011年 スペイン南部地震 マグニチュード