05月10日

1869年5月10日、ユタ州プロモントリー台地でアメリカ東西両岸を結ぶ大陸横断鉄道の接合式が行われました。発注者のユニオン・パシフィック鉄道とセントラル・パシフィック鉄道が合同でゴールデンスパイクを打ち込み、完工を祝いました。これにより東部から西部への移動時間が数カ月から数日へと大幅に短縮され、米国の物流や移民の増加に寄与しました。完成した鉄道は商業や産業の発展を促し、新たなフロンティア開拓を可能にしました。この歴史的な偉業は写真や新聞記事で広く伝えられ、アメリカ国家の象徴的プロジェクトとして称賛を浴びました。工事には多国籍の労働者が従事し、その苦難と成果は後世の鉄道建設にも大きな影響を与えました。

1964年5月10日をもって国鉄柳ヶ瀬線は営業を終了し、廃線となりました。柳ヶ瀬線は主に地域住民の生活や物資輸送を支えるローカル鉄道路線でしたが、利用客の減少と経営効率化の観点から廃止が決定されました。廃線後、線路跡は遊歩道や道路として再利用される区間もあります。地域にはバス路線が導入され、住民の移動手段が転換しました。旧駅舎や記念碑が残り、鉄道時代を懐かしむ声も聞かれます。

1969年5月10日、国鉄は従来の一等車・二等車の等級制度を廃止し、旅客運賃を一本化してモノクラス制を導入しました。同時にグリーン車を新設し、快適な乗車環境を提供するオプションを設けました。この改革は運賃体系の簡素化と旅客サービスの向上を目的とし、利用者の利便性を高めました。運賃一本化により切符の購入や料金計算が容易になり、国内旅行の活性化にも寄与しました。グリーン車は上質な車内設備で人気を集め、今日の特別車両制度の原型となりました。