05月10日の命日 | calendar.web-standard.org

1034年

ミェシュコ2世

(990 - 1034)

ポーランド王

ポーランド王国の第2代国王。キリスト教化と国内統合に尽力した。

ミェシュコ2世（990年頃 - 1034年5月10日）は、ポーランド・ピャスト朝の国王。父ボレスワフ1世の後を継ぎ、1025年に初めてポーランド王として戴冠した。王位争いと外敵の侵攻により一時退位を余儀なくされたが、1032年に復位を果たした。在位中はキリスト教の普及と領土の統合に努め、ポーランド国家の基盤を強化した。1034年5月10日に没し、その死後、国内では混乱（異教復興運動）が生じた。

1034年ミェシュコ2世ポーランド王 990年

正平9年/文和3年4月17日

北畠親房

(1293 - 1354)

公卿、歌人

公卿歌人

南北朝時代の公卿・歌人。南朝の正統性を主張した歴史書『神皇正統記』の著者。

北畠親房（1293年 - 1354年4月17日）は、鎌倉時代末から南北朝時代にかけて活躍した公卿・歌人。後醍醐天皇に近侍し、南朝を支持して権威回復に努めた。著作『神皇正統記』では、天皇の正統性を歴史的に論証し、南朝思想の基盤を築いた。さらに優れた和歌も残し、歌壇でも高い評価を受けた。晩年は南朝方の要職を務めたが、1354年に没した。

1354年正平文和 4月17日北畠親房公卿歌人 1293年

応永31年4月12日

後亀山天皇

(1347 - 1424)

第99代天皇

南北朝時代の第99代天皇。南朝最後の天皇として知られる。

後亀山天皇（1347年 - 1424年4月12日）は、日本の第99代天皇。南北朝時代の南朝最後の皇位継承者として即位し、1383年から1392年まで在位した。明徳の和約により北朝と合一した後、皇位を退いて上皇となり、京都で余生を送った。在位期には南朝の正統性を支える象徴的存在であり、文化振興にも一定の影響を与えた。1424年に没し、南朝の歴史に重要な位置を占める。

1424年応永 4月12日後亀山天皇天皇 1347年

1482年

パオロ・ダル・ポッツォ・トスカネッリ

(1397 - 1482)

天文学者

イタリアの天文学者・数学者。コロンブスに大西洋横断航路のアイデアを提供。

パオロ・ダル・ポッツォ・トスカネッリ（1397年 - 1482年）は、ルネサンス期のイタリアの天文学者・数学者・地理学者。1474年頃に描いた地図や西回り航路の理論をクリストファー・コロンブスに伝え、新大陸発見に影響を与えた。天文観測や緯度経度の研究に取り組み、地図製作にも精通していた。彼の業績は後の航海術発展に寄与し、地理知識の限界を押し広げた。1482年に没したが、その理論は長く海洋探検に影響を及ぼした。

1482年パオロ・ダル・ポッツォ・トスカネッリ天文学者 1397年

1510年

カテリーナ・スフォルツァ

(1463 - 1510)

ルネサンス期イタリアの女性領主

イタリア・ルネサンス期の女性領主で『フォルリの虎女』と称された。

カテリーナ・スフォルツァ（1463年 - 1510年5月10日）は、イタリア・ルネサンス期の政治家・女性領主。フォルリやイモラの統治を担い、堅固な防衛で知られた。1499年の包囲戦では巧みな指揮で町を守り、『フォルリの虎女』の異名を得た。また、著名な美術工芸品のパトロンとして文化振興にも貢献し、息子ジョヴァンニ・デッレ・バンデ・ネーリ（伝説的傭兵隊長）の母としても知られる。1510年に没し、その勇気と統治手腕は後世に語り継がれた。

1510年カテリーナ・スフォルツァルネサンス 1463年

1566年

レオンハルト・フックス

(1501 - 1566)

医師、植物学者

医師植物学者

ドイツの医師・植物学者。『薬用植物誌』で植物分類学の基礎を築いた。

レオンハルト・フックス（1501年 - 1566年5月10日）は、ドイツの医師・植物学者。代表作『医薬植物誌（De Historia Stirpium Commentarii Insignes）』（1542年）は、詳細な植物図譜と薬用植物の記述で知られる。精緻な図版は当時の植物学研究に大きな影響を与え、フクシア属の名の由来にもなった。ライプツィヒ大学やチュービンゲン大学で教鞭を執り、後進の育成にも尽力した。近代植物学の基礎を築いた一人と評価されている。

1566年レオンハルト・フックス 1501年

天正18年4月7日

伊達政道（小次郎）

(1568 - 1590)

戦国武将

戦国時代の伊達氏に仕えた武将。

1590年天正 4月7日伊達政道戦国武将 1568年

1657年

グスタフ・ホルン

(1592 - 1657)

スウェーデンの軍人

スウェーデンの軍人。三十年戦争で将軍として活躍した。

グスタフ・ホルン（1592年 - 1657年5月10日）は、スウェーデンの貴族出身の軍人で、三十年戦争において重要な役割を果たした。グスタヴァス・アドルフの下で騎兵隊を指揮し、1631年のヴェルベンの戦いなどで勝利を収めた。1639年には元帥（フェルトマルシュール）に任命され、ドイツ国内での作戦を統括した。戦略的な才能と冷静な指揮ぶりで知られ、スウェーデン軍の地位向上に貢献した。1657年に没した。

1657年グスタフ・ホルンスウェーデン 1592年

1670年

クロード・ヴィニョン

(1593 - 1670)

画家

フランスのバロック期画家。イタリアとフランドルの様式を融合した作品で知られる。

クロード・ヴィニョン（1593年 - 1670年5月10日）は、フランスのバロック期画家・版画家。ローマで修業し、カラヴァッジョやルーベンスの影響を受けた後、パリで活躍した。宮廷画家として肖像画や神話画を手がけ、官能的なタッチと繊細な色彩表現を特徴とした。また挿絵や版画制作にも携わり、多彩な技法を駆使した作品を残した。彼の画風は後進の画家にも影響を与えた。

1670年クロード・ヴィニョン 1593年

元文2年4月11日

中御門天皇

(1701 - 1737)

第114代天皇

江戸時代中期の第114代天皇。享保の改革期に在位した。

中御門天皇（1701年 - 1737年）は、日本の第114代天皇。1709年に即位し、徳川吉宗による享保の改革（1716年 - 1745年）の時代に宮廷を統括した。政治的な実権は幕府に委ねられていたものの、文化的・儀式的な役割を通じて朝廷の維持に努めた。和歌や書道に親しみ、自らも詠歌を残したとされる。1735年に退位し、1737年に没した。

1737年元文 4月11日中御門天皇 1701年

1753年

ニコラ・ファシオ・ド・デュイリエ

(1664 - 1753)

数学者

スイス出身の数学者・天文学者。アイザック・ニュートンの重力理論を支持し、関連研究を行った。

ニコラ・ファシオ・ド・デュイリエは1664年にスイスのバーゼルで生まれました。 17世紀後半から18世紀中頃にかけて数学と天文学の研究を行い、特にニュートンの万有引力理論を熱心に支持しました。ロンドンに移り住み、王立協会の会員として観測や望遠鏡の改良に携わりました。重力に関する弾性説を提唱し、ニュートンとの書簡で理論を深めました。後年はヨーロッパ大陸に戻り、宗教的・哲学的関心も高めながら生涯を閉じました。

1753年ニコラ・ファシオ・ド・デュイリエ 1664年

1760年

クリストフ・グラウプナー

(1683 - 1760)

作曲家、チェンバロ奏者

作曲家チェンバロ奏者

ドイツ・バロック期の作曲家・チェンバロ奏者。ヘッセン＝ダルムシュタット侯の宮廷音楽家として活躍。

クリストフ・グラウプナーは1683年にドイツで生まれ、ハンブルクで音楽を学びました。 1709年にヘッセン＝ダルムシュタット侯の宮廷に迎えられ、長年にわたり楽長として務めました。多数のカンタータや協奏曲、オペラなどを作曲し、バロック音楽の豊かなハーモニーを特徴とします。バロック様式のチェンバロ演奏にも秀で、演奏家としての評価も高まりました。死後は一時期忘れられたものの、近年ではバロック音楽研究で再評価されています。

1760年クリストフ・グラウプナー 1683年