1950年
L・ロン・ハバードの『ダイアネティックス』が刊行。
1950年5月9日、L・ロン・ハバードの著書『ダイアネティックス』が刊行され、新たな自己啓発運動の端緒となりました。
『ダイアネティックス』は、人間の精神構造を「リアクティブ・マインド」と「クリア・マインド」に分け、トラウマ記憶の消去を目指す自己啓発書です。1950年5月9日の刊行以来、多くの読者が「クリア」への道を求めて本書を手に取りました。ハバードは本理論を基盤にサイエントロジー教会を設立し、世界各地に教団を拡大しました。著書の内容はカウンセリングや宗教運動として注目され、現代の新宗教運動の一角を担う存在となっています。賛否両論を呼びつつも、多数の支持者を獲得しました。
L・ロン・ハバード
ダイアネティックス