1587年

ヴィットーリオ・アメデーオ1世

(1587 - 1637)

サヴォイア公

サヴォイア公
サヴォイア家第4代公として1630年に即位し、イタリア北西部の要衝を統治した人物。フランス王アンリ4世の娘クリスティーヌと結婚し、外交同盟を強化した。
1587年にサヴォイア家の当主カルロ・エマーヌエーレ1世の長男として生まれる。 1630年、父の死去に伴い第4代サヴォイア公に即位。 フランス王アンリ4世の娘クリスティーヌ・マリーと結婚し、フランス王室との同盟を強化。 領内の防衛力強化や都市整備を推進し、外交面では隣国スペインとの均衡を図った。 1637年に天然痘により急逝し、幼い跡継ぎの摂政として妻が台頭した。
1587年 ヴィットーリオ・アメデーオ1世 サヴォイア公 1637年
慶長15年3月15日

黒田長興

(1610 - 1665)

秋月藩初代藩主

秋月藩初代藩主
秋月藩初代藩主として福岡藩黒田家の支族から独立し、藩政改革を推進した人物。
1610年、黒田長政の次男として生まれ、徳川幕府から筑前国秋月に封じられ秋月藩初代藩主に任じられる。 領内の検地や税制改革を実施し、藩財政の基盤を整備。 城下町の商業振興や土木事業を推進し、地域発展に寄与。 藩校の設立により藩士教育を重視し、儒学奨励にも取り組んだ。 1665年に死去し、子の黒田長秋が家督を継いだ。
1610年 慶長 3月15日 黒田長興 秋月藩 1665年
慶安3年4月8日

岡部長泰

(1650 - 1724)

岸和田藩6代藩主

岸和田藩6代藩主
岸和田藩6代藩主として財政再建や治水工事を推進し、領内の安定に尽力した大名。
1650年、岸和田藩第5代藩主岡部長直の長男として生まれる。 1682年に第6代藩主に就任し、藩財政の再建に取り組んだ。 領内の農業振興や治水工事による生産性向上に尽力。 藩校の整備や家臣の学問奨励を行い、学問振興を図る。 1724年に没し、長子が家督を継いだ。
1650年 慶安 4月8日 岡部長泰 岸和田藩 1724年
ユリウス暦4月27日

エドワード・ギボン

(1737 - 1794)

歴史家

歴史家
イギリスの歴史家で、『ローマ帝国衰亡史』を著し近代歴史学の基礎を築いた。
1737年にイングランドで生まれ、オックスフォード大学マグダレン・カレッジで学ぶ。 1776年から1788年にかけて『ローマ帝国衰亡史』全6巻を執筆・刊行。 古代ローマの政治・軍事・文化の分析を通じ、帝国衰退の要因を論じた。 博識かつ優雅な文体により高く評価され、近代歴史学に大きな影響を与える。 1794年に没し、没後もその業績は広く読まれ続けている。
1737年 ユリウス暦 4月27日 エドワード・ギボン 歴史家 1794年
延享2年4月7日

平野長純

(1745 - 1810)

田原本領6代領主

田原本領6代領主
田原本領第6代領主として領内の農業振興や藩校整備に努めた武家領主。
1745年、田原本藩第5代領主平野氏の家系に生まれる。 幼少期に家督を継承し、藩政運営を担う。 領内の農地拡大や生産力向上策を推進。 藩校の設置や儒学奨励に力を注ぎ、教育振興を図った。 1810年に死去し、子が家督を継いだ。
1745年 延享 4月7日 平野長純 田原本領 1810年
延享3年3月18日

鍋島直寛

(1746 - 1773)

蓮池藩6代藩主

蓮池藩6代藩主
蓮池藩第6代藩主として領政にあたり、藩財政の再建と学問振興に努めた大名。
1746年、蓮池藩第5代藩主鍋島氏の家系に生まれる。 1767年に第6代藩主に就任し、藩財政の立て直しに取り組む。 領内の治水事業や農業振興を推進し、安定した経済基盤を築く。 藩校の整備や洋学導入に力を注ぎ、家臣の教育に尽力。 1773年に没し、家督は子が継いだ。
1746年 3月18日 鍋島直寛 蓮池藩 1773年
1753年

ミゲル・イダルゴ

(1753 - 1811)

メキシコの独立運動指導者

メキシコの独立運動指導者
メキシコ独立運動の先駆者で、1810年の「ドロレスの叫び」を発して独立戦争を指導したカトリック司祭。
1753年にメキシコのグアナフアト州ドロレスで生まれ、カトリック司祭として神学を修める。 1810年9月16日、「ドロレスの叫び」を行いスペイン領メキシコからの独立を宣言。 農民や先住民らを率いて反乱を起こし、サン・ミゲル・エルグランデなどを占領。 1811年に反乱軍が敗北し、捕らえられた後に処刑される。 メキシコ独立運動の象徴的存在として国民的英雄に讃えられている。
1753年 ミゲル・イダルゴ メキシコ 独立運動 1811年
享和元年3月26日

九鬼隆都

(1801 - 1882)

綾部藩9代藩主

綾部藩9代藩主
綾部藩第9代藩主として藩政を支え、領内の財政再建に努めた大名。
1801年、綾部藩第8代藩主九鬼氏の家系に生まれる。 1820年に第9代藩主を継承し、藩財政の立て直しを図る。 領内の商工業振興や治水事業を推進し、経済基盤を安定させた。 藩校設立や学問奨励に尽力し、家臣の人材育成を行う。 1882年に死去し、家督は子孫に継承された。
1801年 享和 3月26日 九鬼隆都 綾部藩 1882年
1815年

ジャン・アラール

(1815 - 1888)

ヴァイオリニスト

ヴァイオリニスト
19世紀フランスを代表するヴァイオリニストで、パリ音楽院の教授として後進を育成した。
1815年にフランスで生まれ、若くしてヴァイオリンの才能を示す。 パリ音楽院に入学し、優秀な成績で卒業後1839年に同院教授に就任。 ヴァイオリン協奏曲や小品を作曲し、演奏家としても高い評価を受けた。 熱心な指導者として多くの後進を育成し、フランス音楽界の発展に寄与。 1888年に没し、その業績は後世に受け継がれている。
1815年 ジャン・アラール ヴァイオリニスト 1888年
1824年

ウィリアム・ウォーカー

(1824 - 1860)

軍人、冒険家

軍人 冒険家
アメリカ出身の傭兵・冒険家で、中米ニカラグアで私設軍を率い大統領に就任した人物。
1824年にアメリカ合衆国で生まれ、メキシコ・米墨戦争に傭兵として参加。 1855年にニカラグアに遠征し、現地軍事政権を樹立して大統領に就任。 奴隷制再導入を試みるなど野望を掲げたが、国際的な反発を招く。 軍政は長く続かず、1857年に退却を余儀なくされる。 1860年、ホンジュラスで反乱扇動の容疑で処刑される。 フィリバスター運動を象徴する存在として語り継がれている。
1824年 ウィリアム・ウォーカー 軍人 冒険家 1860年
1828年

アンリ・デュナン

(1828 - 1910)

赤十字社創設者

赤十字社創設者
スイスの実業家・博愛主義者で、赤十字社を創設し国際人道法の基礎を築いた人物。
1828年にジュネーヴで生まれる。 1859年のソルフェリーノの戦いで戦場の惨状を目撃し『ソルフェリーノの思い出』を著す。 1863年に第1回ジュネーヴ会議を呼びかけ、赤十字国際委員会(ICRC)を創設。 ジュネーヴ条約制定を促進し、近代国際人道法の基盤を築く。 複数の言語に精通し、国境を越えた救援ネットワークを構築。 1910年にジュネーヴで逝去し、その功績は現在も継承されている。
1828年 アンリ・デュナン 赤十字社 1910年
1829年

ルイス・モロー・ゴットシャルク

(1829 - 1869)

作曲家、ピアニスト

作曲家 ピアニスト
アメリカ出身の作曲家・ピアニスト。幼少期から天才的な才能を発揮し、ヨーロッパでも活躍した。
1829年ニューオーリンズに生まれる。 幼少期に父からピアノを学び、8歳で演奏会デビュー。 1853年にヨーロッパへ渡り、パリやロンドンで演奏活動を行う。 異国的なメロディやリズムを取り入れた作品を多く作曲。 「バンブーの饗宴」「偉大なるクリオ」など代表作を残す。 1869年ロンドンで逝去、38歳の若さでその生涯を閉じる。
1829年 ルイス・モロー・ゴットシャルク 作曲家 ピアニスト 1869年