1777年
シャルル・ド・ブロス
(1709 - 1777)
思想家、民族学者
思想家
民族学者
フランスの思想家・民族学者。比較宗教や神話に関する研究を通じて、「民族学」という概念を提唱した。
シャルル・ド・ブロスは1709年に生まれ、パリ王立高等師範学校で学んだ。彼は古代史や東洋思想に造詣が深く、著書『南方航海記』などで異文化理解の重要性を説いた。1765年に『思想史概論』を刊行し、比較宗教研究を体系化した。彼の著作には「民族学(ethnology)」という用語が初めて登場し、人類学研究の基礎を築いた。王立ポンパドゥール図書館の蔵書管理官も務め、学術界に多大な影響を与えた。1777年に死去したが、その功績は後世の人類学・民族学研究に受け継がれている。
1777年
シャルル・ド・ブロス
1709年