1833年

カール・フリードリヒ・ガウスとヴィルヘルム・ヴェーバーがゲッティンゲンに電信機を設置。

1833年、ガウスとヴェーバーが世界初の実験的電信機をゲッティンゲンに設置した。
1833年5月6日、数学者カール・フリードリヒ・ガウスと物理学者ヴィルヘルム・ヴェーバーはゲッティンゲン大学に電信装置を設置した。 この装置は電流のオンオフを利用した簡易的な通信システムで、世界初の電気通信実験とされる。 ガウスとヴェーバーは40メートルのワイヤーを用い、信号伝達速度を測定する実験を行った。 研究成果は翌年の学会で発表され、後のモールス電信などの基礎理論となった。 この実験は電気工学と通信技術の発展に大きく寄与し、産業革命後の通信革命を先導した。
1833年 カール・フリードリヒ・ガウス ヴィルヘルム・ヴェーバー ゲッティンゲン 電信
1909年

長岡半太郎が長岡係数を提唱。

1909年、日本の物理学者長岡半太郎が「長岡係数」を提唱しました。
長岡半太郎 長岡係数
1949年

世界初の実用的なプログラム内蔵方式のコンピュータEDSACが初稼動。

1949年5月6日、EDSACが世界初の実用的なプログラム内蔵方式コンピュータとして初稼働しました。
EDSACはケンブリッジ大学マクスウェル研究所でモーリス・ウィルクスらにより開発されました。 従来のコンピュータが外部記憶装置に依存していたのに対し、EDSACは内部メモリにプログラムを格納できる方式を採用しました。 1949年5月6日の初稼働では、複雑な数値計算をわずか数分で実行し、その実用性を証明しました。 以後、科学技術計算や教育用途に活用され、ストアドプログラム方式の普及に大きく寄与しました。 この成果は後のコンピュータ設計の基礎を築き、現代のコンピュータシステムの原型となりました。
1949年 プログラム内蔵方式 EDSAC