05月05日の出来事 - 交通・インフラ

1835年

ベルギーのブリュッセルメヘレンでヨーロッパ大陸初の鉄道が開通。

1835年、ベルギーのブリュッセルとメヘレンを結ぶ欧州大陸初の鉄道が開通しました。

この鉄道はメヘレン駅からブリュッセル駅を結ぶ約50キロメートルの路線で、初の蒸気機関車による定期運行が行われました。開通式には多くの貴賓が出席し、産業革命期の交通革新を象徴しました。鉄道は人や物資の移動時間を飛躍的に短縮し、経済活動や都市発展を促進しました。以後ヨーロッパ各国でも鉄道網が急速に整備され、近代化の原動力となりました。ベルギーの鉄道開通は交通インフラの時代到来を告げる重要な出来事です。

1835年ベルギーブリュッセルメヘレン

1912年

岡山電気軌道が駅前〜内山下分岐、内山下分岐〜後楽園口で開業。

1912年5月5日、岡山電気軌道が駅前から内山下分岐、後楽園口までの路線を相次いで開業。

1912年5月5日、岡山電気軌道は駅前〜内山下分岐および内山下分岐〜後楽園口間の路線を開業しました。これにより岡山市内中心部と後楽園周辺の交通が大幅に利便性を増しました。路面電車は木製車体と電気モーターを組み合わせた当時の最先端交通手段でした。後楽園口は日本三大庭園の後楽園への主要な入口として多くの市民や観光客が利用しました。この開業により岡山市の都市発展と観光振興が促進されました。

岡山電気軌道

1975年

阪神北大阪線・国道線・甲子園線がこの日限りで廃止される。

1975年5月5日、阪神急行電鉄の阪神北大阪線・国道線・甲子園線の3路線がこの日限りで廃止されました。

阪神急行電鉄（現・阪神電気鉄道）は利用客数の減少と路線再編を理由に阪神北大阪線、国道線、甲子園線を1975年5月5日で廃止しました。これらの路線は古くから地域住民の足として親しまれていましたが、バス路線との競合や輸送効率の改善策に伴い姿を消しました。廃止後の跡地は一部が道路やサイクリングロードに転用され、地域の交通インフラは自動車中心へと移行しました。当時の地図や写真には鉄道車両の姿が今も残されています。

1975年阪神北大阪線国道線甲子園線