1911年

奈良原三次が製作した「奈良原式2号飛行機」が所沢飛行場で初飛行。国産飛行機による初の飛行となる。

1911年5月5日、奈良原三次の設計による国産初の飛行機「奈良原式2号」が所沢飛行場で初飛行に成功。
1911年5月5日、所沢飛行場において奈良原三次が製作した「奈良原式2号飛行機」が初飛行を行いました。 これは日本初の国産飛行機による実験飛行であり、国内航空技術の大きな一歩となりました。 飛行は短時間ながら安定した飛行を記録し、以後の航空機開発に大きな示唆を与えました。 奈良原式2号は木製骨組みと布張りの構造を持ち、日本の航空史において歴史的意義を持ちます。 この成功は後の航空事業発展の礎となり、日本の近代化を支える技術革新の先駆けとなりました。
1911年 奈良原三次 奈良原式2号飛行機 所沢飛行場
1961年

アメリカ初の有人宇宙船「マーキュリー・レッドストーン3号」打ち上げ。アラン・シェパードがアメリカ人初の宇宙飛行士となる。

1961年5月5日、アメリカ初の有人宇宙飛行ミッション「マーキュリー・レッドストーン3号」が打ち上げられ、アラン・シェパードがアメリカ人初の宇宙飛行士となりました。
NASAのマーキュリー計画で有人宇宙船Freedom 7として知られる 「マーキュリー・レッドストーン3号」は1961年5月5日に打ち上げられました。 搭乗したアラン・シェパードは、副軌道飛行で約15分間の宇宙空間を体験し、 高度約187キロメートルに達して大西洋に着水しました。 この飛行によりアメリカはソビエトに続いて有人宇宙飛行を成功させ、 宇宙開発競争(スペースレース)で重要な一歩を刻みました。 シェパードの飛行は後のジェミニ計画やアポロ計画への布石となりました。
1961年 アメリカ マーキュリー・レッドストーン3号 アラン・シェパード 宇宙飛行士
1988年

日本・中国・ネパール友好登山隊が初のエベレストの南北同日登頂と交叉縦走に成功。同時に日本テレビが初のエベレスト山頂からの衛星中継に成功した。

日本・中国・ネパール友好登山隊が1988年5月5日、エベレスト南北両面から同日に登頂し、交叉縦走を達成。同日、日本テレビが山頂からの衛星中継に初めて成功しました。
1988年5月5日、日本・中国・ネパール友好登山隊がエベレストの南北両面から同日に山頂登頂に成功し、そのまま交叉縦走を達成しました。 この歴史的快挙は初の同日南北登頂として世界的に注目されました。 同日、日本テレビは衛星中継技術を用い、エベレスト山頂からの生中継に初めて成功しました。 当日の映像は国内外で放送され、テレビ中継の新たな可能性を示しました。 登山隊の多国籍共闘と放送技術の革新が融合した意義深い出来事です。
1988年 エベレスト 日本テレビ 衛星中継
2012年

北海道電力泊原子力発電所の3号機が発電を停止。1970年以来42年ぶりに日本国内全ての原子力発電所が停止した。

2012年5月5日、泊原子力発電所3号機の停止により、日本国内の全原子炉が42年ぶりに稼働停止となりました。
2012年5月5日、北海道電力泊(とまり)原子力発電所3号機が定期検査のため発電を停止し、日本国内の全原子力発電所が1970年以来42年ぶりにすべて稼働停止となりました。 東日本大震災以降の安全審査や政策転換を受けた措置であり、国のエネルギー供給体制に大きな影響を与えました。 停電リスクの軽減や再生可能エネルギー導入促進の議論が活発化しました。 地域の電力需給バランスや経済活動への影響も懸念され、緊急時の対応策が検討されました。 この出来事は原子力政策とエネルギー需給の在り方を見直す契機となりました。
2012年 北海道電力 泊原子力発電所 原子力発電所