1891年

ニューヨークにカーネギー・ホールが正式に開場。

1891年、ニューヨークの名コンサートホール、カーネギー・ホールが正式に開場しました。
カーネギー・ホールは鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの寄贈により建設されました。設計はウィリアム・バーネット・タスリルが手がけ、古典主義とムーア風の外観が特徴です。開場当初から名演奏家やオーケストラの演目が続き、世界的な音楽文化の拠点となりました。アメリカ合衆国のクラシック音楽界において権威ある舞台と評価され、多くのコンクールや初演が行われています。現在も市民に愛され続ける伝統と格式を誇る劇場です。
1891年 カーネギー・ホール
1947年

カール・マルクスの生家が博物館として開館する。

哲学者カール・マルクスの生家が博物館として一般公開されました。
カール・マルクスは1818年にドイツのトリーアで生まれました。 1947年5月5日、彼の生家が博物館として正式に開館し、マルクス研究の聖地となりました。 博物館では生家の構造や家族の歴史を紹介し、書簡や初版本などの資料を展示。 訪問者はマルクスの生涯と思想の発展を学ぶことができます。 冷戦下においても東西それぞれの研究者や政治家が注目した場所となりました。
1947年 カール・マルクスの生家
1958年

広島平和記念公園に原爆の子の像が完成。

1958年5月5日、広島平和記念公園内に原爆の子の像が完成しました。平和の象徴として多くの人々に祈りを捧げられる彫刻です。
被爆した子どもたちの鎮魂と世界平和への祈りを込めて制作された 「原爆の子の像」は1958年に完成し、広島平和記念公園の象徴的な彫刻となりました。 少女が折り鶴を高く掲げた姿は、無垢な子どもたちへの追悼と 折り鶴を通じた平和への願いを象徴しています。 台座には「安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから」と刻まれ、 訪れる人々に深い感銘を与え続けています。 毎年多くの折り鶴が捧げられ、世界中からの平和への思いが集まります。
原爆の子の像