清正公大祭
国・地域:
日本
加藤清正公が祀られ、「白金の清正公さま」として親しまれてきた東京都白金の覚林寺で、毎年5月4日、5日に行われる大祭。両日に限り「葉菖蒲入リの勝守り」が授与される。武運の強かった清正公にあやかり、苦悩に打ち勝ち、幸運に恵まれすべての「勝負に勝つ」という意味が込められている。なお、覚林寺は元祖山手七福神の一つで、毘沙門天も祀られている。
東京都白金の覚林寺で5月4日・5日に行われる、加藤清正公を祀る大祭です。
加藤清正公を祀る覚林寺で毎年5月4日・5日に開催されます。
「白金の清正公さま」として親しまれ、両日に限り「葉菖蒲入りの勝守り」が授与されます。
清正公の武運長久にあやかり、苦悩を乗り越え勝利を願う意味があります。
覚林寺は元祖山手七福神の一つで、毘沙門天も祀られています。
多くの参拝者が訪れ、祭りの雰囲気とともに勝守りを求めます。
日本
加藤清正
東京都
白金
覚林寺
元祖山手七福神
毘沙門天
春季大祭(豊年祈願祭)
国・地域:
日本
日本三大稲荷の一つに数えられる愛知県豊川市の豊川稲荷で、毎年5日4日と5月5日に行われる祭事。神輿渡御や稚児行列をはじめ、豊川いなり寿司大集合や豊楽殿演芸、猿回しなどの各種催しが開催される。なお、秋季大祭(鎮座祭)は、11月の第三土曜日・日曜日に行われる。
愛知県豊川市の豊川稲荷で5月4日・5日に行われる春季大祭です。
日本三大稲荷の一つである豊川稲荷で毎年5月4日・5日に執り行われます。
神輿渡御や稚児行列をはじめ、豊川いなり寿司大集合や演芸、猿回しなど多彩な催しが開催されます。
農作の豊穣を祈願する由緒ある祭事で、地域の人々に親しまれてきました。
秋には鎮座祭として11月第3土日に秋季大祭が行われます。
訪れる人々は美味しいいなり寿司と伝統行事を楽しむことができます。
日本
三大稲荷
愛知県
豊川市
豊川稲荷
伊庭の坂下し祭
国・地域:
日本
滋賀県東近江市の繖峰三神社で毎年5月4日に行われる神事。繖山(きぬがさやま(432.9m))の山腹にある繖峰三神社から、麓にある大鳥居までの全長約500mに及ぶ断崖絶壁の坂道を、三神の御分霊を遷した三ノ宮・八王子・二ノ宮の三基の神輿が、氏子の若衆によって引きずり降ろされる。
滋賀県東近江市の繖峰三神社で5月4日に行われる、断崖を神輿で下る祭りです。
繖峰三神社から麓の大鳥居まで約500mの断崖を三基の神輿が引きずり降ろされます。
三神の分霊が遷され、氏子の若衆が勇壮に担ぎます。
この神事は国の選択無形民俗文化財にも指定される由緒ある伝統行事です。
古くから山の神を鎮め豊穣を祈願する風習として伝わってきました。
地元の人々や観光客が見守る中、荒々しくも神聖な儀式が繰り広げられます。
日本
滋賀県
東近江市
篠田の花火
国・地域:
日本
滋賀県近江八幡市の篠田神社で、毎年この日の夜に行われる仕掛け花火の祭行事。江戸時代に雨乞いの返礼として、硝石で花火を作り奉納したことに始まる。硫黄・硝石・桐灰を調合して作る和火薬を、板に描いた絵柄に塗りこむ仕掛花火で、日牟禮八幡宮の「左義長まつり」、「八幡まつり」とともに「近江八幡の火祭り」として、国の選択無形民俗文化財となっている。
滋賀県近江八幡市の篠田神社で夜に行われる仕掛け花火の祭事です。
篠田神社で毎年5月4日の夜に開催される伝統的な仕掛け花火行事です。
江戸時代に農業の雨乞いの返礼として奉納されたのが始まりです。
硫黄・硝石・桐灰で作る和火薬を板絵に塗り込んで点火する技法が特徴です。
日牟禮八幡宮の火祭りとともに「近江八幡の火祭り」として国の選択無形民俗文化財に指定されています。
迫力ある花火と伝統芸能を同時に楽しめる貴重な祭りです。
日本
滋賀県
近江八幡市
日牟禮八幡宮
七川祭
国・地域:
日本
滋賀県高島市の大荒比古神社で、毎年5月上旬に行われる馬祭り。1995年(平成7年)までは毎年5月10日におこなれていたが、翌年以降は5月4日に行われている。鎌倉時代に佐々木高信が佐々木氏の祖神を勧請して大荒比古神社に合祀し、戦勝時に御礼として12頭の流鏑馬と12基の的を神前に奉納したのが始まりといわれている。流鏑馬、や旧8ヶ村の役馬競馬と奴振りが伝えられており、特に、奴振りは滋賀県の選択無形民俗文化財に選択されている。
滋賀県高島市の大荒比古神社で5月4日に行われる馬祭りです。
七川祭は大荒比古神社の馬祭りで、流鏑馬や旧8ヶ村の役馬競馬、奴振りが伝承されています。
かつては5月10日に行われていましたが、1996年以降は5月4日に開催されます。
鎌倉時代に佐々木高信が祖神を勧請して奉納したのが起源と伝えられています。
奴振りは滋賀県の選択無形民俗文化財に指定されており、勇壮な舞が特徴です。
多くの参拝者が集い、古式ゆかしい儀式を間近で見学できます。
日本
滋賀県
高島市
大荒比古神社
1995年
5月10日
公家奴振り
国・地域:
日本
滋賀県米原市の福田寺で5月4日と11月中旬に行われる。江戸時代に、住持の摂専が、摂政関白右大臣二条斎敬の妹かね子を室に迎えた。この時、夫人に随従してきた供方が「公家奴振り」を伝えたといわれている。京都の時代祭に登場する奴振りは、「武家奴振り」といわれるもので全国各地に残っているが、公家奴振りは福田寺でしか見ることができない。
滋賀県米原市の福田寺で5月4日と11月中旬に奉納される公家流の奴振りです。
江戸時代に二条斎敬の妹かね子の随従として伝えられた公家奴振りを伝承する行事です。
福田寺において毎年5月4日と11月中旬に奉納され、全国でも唯一の公家奴振りとされています。
奴振りは装束や舞いが雅やかで、京都の時代祭の武家奴振りと対照的です。
地域住民や観光客に古典芸能として親しまれています。
華麗な舞と伝統文化に触れられる貴重な機会です。
日本
滋賀県
米原市
福田寺
京都
時代祭