1912年

北海道岩内町沖合で、暴風雨のため漁船31隻が遭難。死者・行方不明者115人。

1912年5月4日、北海道岩内町沖合で暴風雨により漁船31隻が遭難し、多くの漁師が犠牲となった災害です。
1912年5月4日未明、北海道岩内町沖合を猛烈な暴風雨が襲い、漁港を拠点とする31隻の漁船が沈没や座礁を起こしました。船員や漁師合わせて115人が死亡または行方不明となり、漁村に深い悲しみが広がりました。地元政府や住民による救助活動が行われましたが、荒天のため十分な対応が困難を極めました。この事件は海難事故の教訓として、気象情報の重要性や救命体制強化の契機となりました。
1912年 北海道 岩内町 漁船
1937年

宮城県志津川町で大火。志津川郵便局、志津川警察署、七十七銀行支店を含む約340戸が焼失。

1937年5月4日、宮城県志津川町で大規模火災が発生し、約340戸が焼失した災害です。
1937年5月4日午後、志津川町中心部で発生した火災は強風に煽られて瞬く間に町を飲み込みました。志津川郵便局や警察署、地元銀行支店など公共施設を含む約340戸が全焼し、多くの住民が避難を余儀なくされました。消防と住民が消火活動にあたりましたが、建物が密集していたため延焼を防ぐのは困難でした。この大火は地域の再建や防災体制の強化を促す契機となり、後の町づくりに大きな影響を与えました。
1937年 宮城県 志津川町 志津川警察署 七十七銀行
1949年

イタリア・トリノ郊外でアリタリア航空機が墜落、ACトリノの選手18人を含む乗員・乗客31人が全員死亡。(スペルガの悲劇)

1949年5月4日、トリノ郊外で発生したACトリノのサッカー選手らを乗せたアリタリア航空機墜落事故です。 乗員・乗客31人が犠牲となった悲劇は「スペルガの悲劇」と呼ばれています。
1949年5月4日、イタリア・トリノ近郊のスペルガでアリタリア航空機が墜落し、乗員・乗客31人全員が死亡しました。 この事故には当時絶対的強者と称されたサッカークラブACトリノの選手18人を含むチームが搭乗しており、世界中に衝撃を与えました。 悪天候と視界不良の中、飛行機は山腹に衝突し、即死とされる悲惨な事故となりました。 「スペルガの悲劇」はサッカー界を震撼させ、トリノ市民に深い悲しみをもたらしました。 その後、事故現場には記念碑が建てられ、今も多くのファンが訪れています。
1949年 イタリア トリノ アリタリア航空 ACトリノ スペルガの悲劇
1988年

ペプコン大爆発。

1988年5月4日、ネバダ州ヘンダーソンのペプコン工場で大規模な爆発が発生しました。
1988年5月4日、ネバダ州ヘンダーソンにあった化学製造工場ペプコン(PEPCON)で貯蔵されていたチタン酸アンモニウム等の化学物質が次々と誘爆し大爆発を引き起こしました。 爆発は半径数キロに及ぶ衝撃波と火炎を伴い、200人以上が負傷、多数の建物が被害を受けました。 死者は報告されなかったものの、アメリカ国内での化学工場事故の中でも最大級の被害をもたらし、安全管理体制の見直しを促す契機となりました。
1988年 ペプコン大爆発