1882年

東京気象学会(現在の日本気象学会)が設立。

1882年に東京気象学会が設立され、日本の気象学研究が本格化しました。 現在の日本気象学会の起源です。
明治政府の欧米観測技術導入政策の一環として設立されました。 創立当初は気象観測や予報技術の研究・普及を目的とし、国内での気象学発展に寄与しました。 設立メンバーには陸軍軍医や海軍技術者などが参加し、各地に気象観測所の網を広げました。 その後、学会は気象庁と連携しながら研究成果を社会に還元し、災害予防や農業振興にも貢献しました。 学術団体としての活動は現在も続き、国内外の研究者による国際会議開催や論文発表が盛んに行われています。
1882年 日本気象学会
1978年

ディジタル・イクイップメント・コーポレーションが、世界で初めてスパムメールを送信する。

DECが1978年5月3日に世界初のスパムメールを送信し、迷惑メールという概念が生まれるきっかけとなりました。
1978年5月3日、DECのマーケティング担当者ゲイリー・トンプソンが新製品の宣伝メールを600人以上のアドレスに送信した。 これは統一型ネットワーク(ARPANET)上で行われた最初の大量Email送信とされる。 受信者の多くは事前の同意なしに送られた迷惑メールとして抗議した。 この事件は「スパム(spam)」という言葉が迷惑メールの代名詞となるきっかけとなった。 インターネット黎明期の商用利用とプライバシー、ネットワーク利用の倫理問題を象徴する出来事として知られている。
1978年 ディジタル・イクイップメント・コーポレーション スパムメール