373年

アレクサンドリアのアタナシオス(聖アタナシウス)

(298 - 373)

神学者

神学者
4世紀のキリスト教神学者。アレクサンドリア教会の教父として三位一体論を擁護しました。
聖アタナシウスはローマ帝政下の4世紀に活躍したキリスト教神学者で、アレクサンドリア司教を務めました。三位一体論を積極的に擁護し、アリウス派との論争を主導して正統信仰の確立に貢献しました。5度の流罪を経験しながらも、『アリウス派批判』『三位一体論論』などの重要著作を執筆しました。彼の神学はアタナシウス派として後世に受け継がれ、西方教会・東方教会の教義形成に大きな影響を与えました。毎年5月2日は彼の記念日として各地の教会で祝われています。
373年 アレクサンドリアのアタナシオス 神学者 298年
1706年

ゲオルク・ヨーゼフ・カメル

(1661 - 1706)

宣教師、植物学者

宣教師 植物学者
チェコ出身のイエズス会宣教師で、植物学者としてフィリピンの植物を記録しました。
1661年に現在のチェコで生まれたゲオルク・ヨーゼフ・カメルは、イエズス会の宣教師としてフィリピンへ赴任しました。現地で多くの植物を採取・観察し、詳細な標本と記録を残しました。彼の標本はヨーロッパへ送られ、植物学の発展に大きく寄与しました。カメルの業績はキュー植物園などにも収蔵され、その学術的価値が認められています。宗教活動と学問を両立させた先駆者の一人です。
1706年 ゲオルク・ヨーゼフ・カメル 1661年