1601年

アタナシウス・キルヒャー

(1601 - 1680)

学者、イエズス会司祭

学者 イエズス会司祭
17世紀のドイツの学者でイエズス会司祭。博物学や地理学からエジプト学まで幅広く研究した多才な博物学者です。
アタナシウス・キルヒャーは1601年に生まれ、イエズス会に入会した後、ローマで活動しました。地質学や鉱物学、オリエント学など多岐にわたる分野を研究し、数多くの著書を刊行しました。異文化理解を深めるため、エジプトのヒエログリフの解読にも挑戦しました。磁気時計やその他の発明品も手がけ、17世紀の科学・学問に大きな影響を与えました。1680年に亡くなりました。
1601年 アタナシウス・キルヒャー 学者 イエズス会 司祭 1680年
宝永5年3月12日

湯浅常山

(1708 - 1781)

儒学者

儒学者
江戸時代の儒学者。朱子学を中心に学び、藩校で教学を行った教育者です。
湯浅常山は1708年に生まれ、朱子学を中心に中国古典の研究を深めました。幕府や各地の藩校で儒学を講じ、多くの門人を育成しました。藩政への助言や地域教育の充実にも貢献し、学問と社会の橋渡し役として活動しました。数々の著作を残し、江戸時代の儒学界に影響を与えました。1781年に没しました。
1708年 宝永 3月12日 湯浅常山 儒学者 1781年
安政3年3月28日

高橋順太郎

(1856 - 1920)

薬学者、東京帝国大学医科大学初代薬物学教授

薬学者 東京帝国大学医科大学初代薬物学教授
日本の薬学者。東京帝国大学医科大学初代薬物学教授を務めた。
兵庫県出身の薬学者として知られる。東京帝国大学医科大学で初代薬物学教授に就任し、日本の薬学教育の礎を築いた。ヨーロッパの薬理学理論や実験技術を導入し、講義や研究を通じて後進の育成に努めた。多数の論文や教科書を執筆し、臨床薬理や毒性学の分野発展に寄与した。1920年に没するまで、日本の薬学界に大きな足跡を残した。
1856年 安政 3月28日 高橋順太郎 東京帝国大学 医科大学 1920年
1868年

ロバート・ウィリアム・ウッド

(1868 - 1955)

物理学者

物理学者
アメリカの物理学者。光学研究の先駆者。
1868年ミシガン州デトロイト近郊に生まれ、光学分野で顕著な研究を行った。ウッド効果と呼ばれる干渉現象や、紫外線を用いた診断器具「ウッドランプ」を開発した。マサチューセッツ工科大学などで教鞭をとり、学術誌に多数の論文を発表した。分光学や近接光学の実験技術を革新し、光物理学に大きな貢献を果たした。1955年に死去するまで、精密光学研究の第一人者として国際的に評価された。
1868年 ロバート・ウィリアム・ウッド 物理学者 1955年
慶応4年/明治元年4月10日

矢澤米三郎

(1868 - 1942)

博物学者、教育者、ライチョウ研究者

博物学者 教育者 ライチョウ研究者
日本の博物学者・教育者。ライチョウ研究を専門とした。
1868年富山県に生まれ、東京帝国大学理学部で自然史を学んだ。卒業後は博物学者として野外調査に従事し、特にライチョウの生態研究を進めた。教育者としても高校や大学で教鞭をとり、多くの学生を育成した。野鳥保護や生態学の普及に努めたほか、多数の論文や報告書を執筆した。1942年に没するまで、日本の自然史研究に貢献し続けた。
1868年 慶応 明治 4月10日 矢澤米三郎 ライチョウ 1942年
明治4年3月13日

小田省吾

(1871 - 1953)

歴史学者

歴史学者
日本の歴史学者。日本史研究に生涯を捧げた。
1871年神奈川県に生まれ、東京帝国大学文学部で歴史学を専攻した。古代から近世に及ぶ日本史の研究を行い、特に地方史や社会構造の解明に力を注いだ。教授として多くの学生を指導し、師範学校や大学で講義を務めた。著書や論文を多数発表し、日本史研究の基盤を築いた。1953年に没するまで精力的に研究と教育に取り組んだ。
1871年 明治 3月13日 小田省吾 1953年
1903年

ベンジャミン・スポック

(1903 - 1998)

小児科医

小児科医
アメリカの小児科医・作家。育児書『ベビーブック』で世界中の子育てに影響を与えた。
ベンジャミン・スポックは1903年にアメリカで生まれた小児科医で、1946年に発表した『Common Sense Book of Baby and Child Care』(日本語版『ベビーブック』)は世界的ベストセラーとなりました。 子どもの個性を尊重する新しい育児理論を提唱し、数千万部を売り上げるほどの影響力を持ちました。 またベトナム戦争反対運動にも参加し、1998年に96歳で逝去するまで幅広い社会活動を続けました。
1903年 ベンジャミン・スポック 小児科医 1998年
1920年

山下肇

(1920 - 2008)

ドイツ文学者

ドイツ文学者
日本のドイツ文学者。 ドイツ文学の研究と翻訳に携わった。
1920年生まれ。 大学でドイツ文学を専攻し、ゲーテやシラーの作品を研究。 日本語への翻訳や論文執筆を通じてドイツ文化の普及に貢献。 長年にわたり教育現場で教鞭を執り、多くの学生を指導。 2008年に逝去。
1920年 山下肇 ドイツ文学者 2008年
1925年

加藤一郎

(1925 - 1994)

ロボット工学者

ロボット工学者
日本のロボット工学者。 産業用ロボットの研究開発に貢献した。
1925年生まれ。 ロボット工学の研究に従事し、国内の産業用ロボット技術の礎を築く。 大学で教鞭を執り、多くの研究者を育成。 国際会議での発表や論文執筆を通じて世界に成果を発信。 1994年に逝去。
加藤一郎 ロボット工学者 1994年
1939年

飯島澄男

物理学者、化学者

物理学者 化学者
1939年 飯島澄男 物理学者 化学者
1943年

祖父江義明

天文学者

天文学者
1943年 祖父江義明 天文学者